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2014年2月19日 (水)

ミャンマー料理に和む

高田馬場駅から早稲田と反対方向に出ると、すぐに「さかえ通り」という商店街がある。私が学生だった頃は、この奥にはお婆さんの娼婦がいると言われていた。もちろん行ったことはないが。「スィゥミャンマー」というミャンマー料理店は、神田川に近い、まさに奥のあたりにある。

店を開けると、東南アジア系の中年のおばさんがニコリ。ほかには誰もおらず、一瞬恐くなった。ところが店内を見渡すと、壁一面に50種類ほどの料理写真が貼ってあって、ほっとした。

テーブルの一つにはランドセルが置いてあるし、アウンサンスーチーの写ったカレンダーがある。何だか田舎の食堂に来た感じ。とりあえず、ミャンマー・ビールを頼んだ。

すると小学生の娘が帰ってきた。さらに旦那さんも現れた。娘はどうも近くのミャンマー人にミャンマー料理の弁当を届けているようだ。何度も出入りしていた。地味な感じのやせた旦那さんが、付き出しとして生野菜と魚醤のようなソースを持ってきた。これが「食べるラー油」みたいで実にうまい。

友人が来て、まずは揚げ物の盛り合わせを頼んだ。サムサとか鶏皮餃子とか、エビの唐揚とか、5種類ほどで、ビールに合う。それから壁の写真を見ながら考えて、「ダンバウ」と「モヒンガー」を注文した。

ダンバウは炊き込みご飯に肉のシチューを載せたもの。旦那さんが、本当は鶏肉だが、今日は牛か羊のシチューになるというので、牛を選んだ。スパイスに効いたスープに柔らかい牛肉が絶妙。ご飯にも野菜やスパイスが一杯。

何よりよかったのは、モヒンガー。これは旦那さんによれば、ミャンマーでは毎朝食べるという。魚介のスープにそうめんが浮いていて、するりと食べられる。けれど、食べてしまうと濃厚なスープのせいか満腹になった。

ビールの次に飲んだのは、ミャンマーの蕎麦焼酎。これはちょっと薬っぽくて、日本の焼酎に切り替えた。これを除くと、出てきた料理はどれも何とも懐かしい感じで気分もお腹も和んだ。その後、ミャンマー人の若いカップルが来たり、日本人女性とアメリカ人のカップルが来たり。それなりに客も掴んでいる様子。

安くてうまくて落ち着くという、外食の三大美点を備えた店だった。聞くところによると、高田馬場にはミャンマー料理店が集中しているらしい。ほかにも行ってみたい。

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