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2014年5月28日 (水)

ラジオの生放送に出る

先日、NHKのラジオ第一放送の生放送に出た。突然NHKの知らない人からメールが来て、「夕方ニュース」で「カンヌ映画祭と日本映画の海外展開」をテーマにするので出て欲しいと書いてあった。カンヌには長年行っていないしどうしようかとも思ったが、基本的に仕事は断らない主義なので受けることにした。

前日夕方に電話で45分ほど打ち合わせ。普通は打ち合わせに来るものだがと思ったが、ラジオだから電話かと思うことにした。その時に東京フィルメックスの林加奈子さんも出ると聞いて、また断ろうかと思った。もともと林さんは苦手だし、カンヌ帰りで話すことはいっぱいだろうし。ただ前日に断っては先方に迷惑がかかるので、そのままやることに。

当日の2時間ほど前に台本が送られてきた。私と林さんへの電話取材をもとにしたもの。私は2日かけて歴史を含めてデータを集めたメモをたくさん作っていた。

18:15から18:45までだが、17:30集合というので、時間通りに渋谷のNHK西口に着いた。昔展覧会をやっていた頃はよく打ち合わせでNHKの事業部に行ったが、久しぶりに見るとやはりNHKはでかい。受付で林さんと担当ディレクターと会って、待ち合わせ室へ向かった。

そこで林さんのカンヌの話を聞いて、既に嫌な予感がした。私が言うことは、机上の空論になるのではないか。

時間になって録音スタジオに入った。するとテレビで顔を知っているアナウンサーが、マイクで話しながら私にすっと名刺を出す。別室に名刺を忘れた私は慌てて戻り、思わずドアの音を立ててしまった。

そんなこともあって、出だしはかなり緊張した。声がどうも上ずっている。途中からは落ち着いた。内容の方は、用意した言うべきことよりも、どうでもいいことばかり言っている気がした。用意したことを言おうとすると、もう次の話題に移っていた。

あれよあれよという間に30分がたった。全体としては私は具体的な数字を挙げてわかりやすく説明したつもりだが、林さんは本質論に終始したのでより知的に見えたかも。それから彼女は、東京フィルメックスのタレント・キャンパスの自慢が長かった。そこに2年前に来た平柳さんが、カンヌの学生部門で2等賞を取ったから。

それにしても疲れた。帰りにタクシー券をもらって車に乗ると、意識が朦朧としていた。福岡に住む姉からのLINEで、母がラジオを聞きながら喜んでいたことを知った。やはり、出てよかった。

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