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2014年5月 2日 (金)

TCXとDOLBY ATMOSの効果に?

日本橋にTOHOシネマズができた時のCMで、TCXとDOLBY ATMOSが謳われていた。TCXとはToho Cinemas Etra Large Screenで、これまでのスクリーンより120%大きいらしい。

DOLBY ATMOSは劇場のあちこちにスピーカーをつけて、最大限の音響効果を追求したものという。その2つが味わえるのは都内では日本橋が初めてというのがウリだった。しかし調べてみると、9つのスクリーンのうちTCXが2つ、両方使われているのはスクリーン8のみだった!

そこでとにかくスクリーン8でやる映画を見ようと思っていたが、『アナと雪の女王』は見たし、ようやく『アメイジング・スパイダーマン2』で見ることができた。3Dだし、このアクション映画ならピッタリだと思った。

結果から言うと、「えっ、こんな程度?」という感じ。もともとスクリーン8は290席であまり大きな劇場ではない。だから120%大きくなっても、例えば日劇1より小さい。それなら1000人近い日劇の方がずっと気持ちがいい、と思うのは古い感覚か。

DOLBY ATMOSに関しては、確かに前後左右から音が聞こえるが、音の振動で物理的に身体に刺激を与えられている感じがして気持ちが悪い。見ていると慣れてくるが、終盤のテンコ盛りのアクションで終わった時に、動悸がした。終わりのクレジットの段階で立つ人が少ないかったのは、映画が良かったからというよりそのせいだろう。

ちなみにTCXとDOLBY ATMOSはそれぞれ100円取るので、3D料金の300円を入れると500円増しとなる。せこいなあ東宝は、というのが正直なところ。

映画そのものはどうだったかというと、同じマイク・ウェッブ監督の前作の方が青春ものとしてずっと楽しめた。今回は3つの敵が後半に出てくる必然性が弱い。それでも俳優の演出がうまい監督なので、主役のアンドリュー・ガーフィールドを始めとして、ジェイミー・フォックスやデイン・デハーンなどの人物像がきちんと描かれていたのは楽しかった。

ネットで調べてみたら、日劇1のスクリーンは17.30×7.2mで日本橋の8は16×6.7m。座席数の割にはずいぶん大きいことになるが、私はやはり日劇がいい。

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