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2014年10月

2014年10月31日 (金)

東京国際映画祭はやはりダメか:その(9)

映画祭が始まってから、このブログの読者が増えている。通常は一日のべ千人前後だが、今週は毎日1500人近くで、昨日は2477人。そうかみんな映画祭に関心があるのかと思ったら、一番の理由は別にあった。

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2014年10月30日 (木)

東京国際映画祭はやはりダメか:その(8)

東京国際映画祭の広告で使われているコピーが、ネット上で物議を醸している。「ニッポンは、世界中から尊敬されている映画監督の出身国だった。お忘れなく」というもので、松江哲明監督などがツイッターで不満を漏らしたりして、次第に広がった。

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2014年10月29日 (水)

東京国際映画祭はやはりダメか:その(7)

友人に言われて気がついたが、ネットのプレス上映予約の終了時間が間違っているものが何本もある。そこに書かれている予定よ、り30分ほど映画が早く終わる。よく見てみると、上映後に記者会見がある映画がそのように表記されているようだ。ならばどうしてそう書かないのか。そのせいで次の映画の予定が狂う。

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2014年10月28日 (火)

東京国際映画祭はやはりダメか:その(6)

昨日、コンペの一般上映のチケットが取れたので、プレス上映の予約をキャンセルしようとしたが、何度アイフォンでやっても最後で「込み合っています」の表示。上映の2時間前だったので、映画祭受付にキャンセルを申し出ると、49階へ行けと言う。ところが49階では「今年から、3時間前までにキャンセルいただくことになっています」。

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2014年10月27日 (月)

東京国際映画祭はやはりダメか:その(5)

その(1)に書いていたことに間違いがあった。一般上映に席が残っていた場合に当日朝からプレスや業界パスにチケットを出していたのが、今年から廃止されていた。回によってはかなり席が空いているにも関わらず。これは映画評論家のSさんから聞いた。それはともかく、昨日は3本も見た。

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2014年10月26日 (日)

東京国際映画祭はやはりダメか:その(4)

今年は何がダメかといって、プレス試写の予約システムがひどい。朝日も読売も日経も、映画記者たちが怒っている。10時からネットで予約開始だが、なかなか入れず、5分後に入れたと思ったら「満席」の表示。「報道しなくて結構、という意思の表示」と言う記者もいた。

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2014年10月25日 (土)

東京国際映画祭はやはりダメか:その(3)

昨日は朝からアジア映画を2本見た。1本は「アジアの未来」部門のカンボジア映画『遺されたフィルム』とコンペのマレーシア映画の『破裂するドリアンの河の記憶』。どちらも見応えがあった。

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2014年10月24日 (金)

東京国際映画祭はやはりダメか:その(2)

昨晩、東京国際映画祭の開会式に出た。やはりダメだと思った。開会式に出るのはたぶん5年目くらいだが、その1時間をいつも苦痛に感じる。正直、恥ずかしい。あるいは屈辱的と言ったらいいのか。

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2014年10月23日 (木)

「映画館空白地域」が増えている

コミュニティシネマセンターという組織がある。全国のミニシアターや公共上映施設をつなぐ団体で、年に一度全国会議がある。このセンターに大学時代の同級生が勤めていることもあり昨年から理事をやっているので、授業の合間に参加してみた。

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2014年10月22日 (水)

デジタルアーカイブとは

最近、よく「デジタルアーカイブ」という言葉を聞くが、本当のところよくわからないと思っていた。そんな時に福井健策著の『誰が「知」を独占するのか―デジタルアーカイブ戦争』という新書が出たばかりで本屋に平積みになっていたので、読んでみた。

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2014年10月21日 (火)

東京国際映画祭はやはりダメか:その(1)

また、東京国際映画祭の季節がやってきた。今年はベネチアをフルで見たし、釜山にまで行ったので、もう体力も気力も残っていない。そのうえ後期はある理由で授業が増えたので、なかなか見られない。

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2014年10月20日 (月)

今年一番つまらなかった映画

時々派手な映画を見たくなる。予告編がおもしろそうだったので『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』を見に行ったら、たぶん今年見た映画で一番つまらなかった。監督がオリヴィエ・ダアンだから、ある程度は予想できたが。

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2014年10月19日 (日)

『悪童日記』の不気味な兄弟

アゴタ・クロストフの小説『悪童日記』は、私が仕事を始めた頃に随分流行っていたので、読んだ記憶がある。その時は随分陰惨な印象を持った。今度映画化されたというので見に行ったら、何とフランス語ではなく、ハンガリー語の映画だった。

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2014年10月18日 (土)

万歳三唱は誰に向かってか

現在東大で「文化資源学」を教える木下直之さんは、かつての恩人だ。私が映画百年の展覧会を準備していた時に、神戸の美術館にいた彼は企画に賛同して「映画伝来」という展覧会に仕立ててくれた。

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2014年10月17日 (金)

昔のハーフの俳優たち

最近では宮沢りえや滝川クリステルなどハーフやクォーターの俳優や芸能人がたくさんいるけれど、昔はどうだったのだろうか。そんなことを考えたのは、内田吐夢監督の『たそがれ酒場』(1955)をDVDで見たから。ジブリの鈴木敏夫さんがどこかで名作と書いていた。

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2014年10月16日 (木)

社員の発明は会社のものか

今朝の「朝日」を読んでいたら、オピニオン面に「社員の発明 誰のもの」という1ページ特集があった。政府が特許法改正を予定しているらしいが、もちろんノーベル賞を取ったばかりの中村修二氏の逸話が念頭にある。

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2014年10月15日 (水)

映画以外の釜山の話:その(1)

釜山にたった3泊しただけで何がわかるものではないが、私にとってこの滞在はいい意味でのショックだった。何というか、本当に心地よい旅だった。それは、空港で私の名前の書かれたボードを掲げた若い女性ボランティアの笑顔を見た時から始まった。

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2014年10月14日 (火)

菱田春草の朦朧に酔う

竹橋の東京国立近代美術館で11月3日まで開催の「菱田春草展」を見た。釜山から帰って溜まっていた仕事をこなすのに飽きたところで、違う刺激が欲しくなった。そういう時に、日本画は一番効く。

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2014年10月13日 (月)

初めての釜山:その(5)

さて、釜山国際映画祭そのものはどうだったかというと、これはもう東京国際映画祭が逆立ちしてもかなわない域に達していると思った。上映作品の質の高さと量、ワールドプレミア(世界初上映=WP)の多さ、立派な専用会場、観客の多さ、ボランティアを中心にした気持ち良い運営等々。

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2014年10月12日 (日)

イーストウッドよ永遠に

昨日、ゴダールの『さらば、愛の言葉を(3D)』の若々しさについて書いたが、帰国後見たクリント・イーストウッドの『ジャージー・ボーイズ』もそれに劣らず溌剌とした気持ちのいい映画だった。ゴダールもイーストウッドも、同じ84歳。

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2014年10月11日 (土)

初めての釜山:その(4)

ゴダールの『さらば、愛の言葉を(3D)』を釜山で見た。実は来年初めに日本での公開が決まっており、釜山に来る前の週に内覧試写の案内も来たが時間がなかった。なぜか早く見たいという思いが強まって、英語字幕でみることにした。70分という上映時間が、慌ただしい帰国前には好都合でもあった。

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2014年10月10日 (金)

初めての釜山:その(3)

初めて行く映画祭は、今回のように3泊では十分ではない。会場の場所や交通手段を確認し、プレス上映の有無やチケットの入手方法などを調べているだけで、時間がたってしまう。そのうえ、今回は真ん中にシンポの参加という仕事もあった。

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2014年10月 9日 (木)

初めての釜山:その(2)

釜山の空港からの車から見えるもので驚いたのは、ハングル文字の氾濫ばかりではない。高層ビル、とりわけ高層マンションが立ち並ぶ未来的な光景に目を剥いた。韓国2番目の都市とはいえ、何となくもっと田舎のようなイメージを持っていたが、とんでもない。

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2014年10月 8日 (水)

初めての釜山:その(1)

初めて釜山に来た。実を言うと、韓国自体が初めて。前にもここに書いたように、ヨーロッパは何十回と行っているのに、アジアは数えるほどで、これまでに香港と台湾だけだ。釜山に来たのは、もちろん国際映画祭に参加するため。

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2014年10月 7日 (火)

孤独死を見送る映画

『おくりびと』(08)のヒットからか、死者に係わる職業をテーマにした映画が増えたような気がする。『おくりびと』は葬儀屋の話だが、『アントキノイノチ』(12)は遺品整理業の話だった。1月公開の『おみおくりの作法』は、題名は邦画みたいだが、舞台はロンドン南部で、孤独死の人々の葬儀をする民生係の話。

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2014年10月 6日 (月)

「朝日新聞」叩きに思う:その(1)

だいぶ前から「朝日新聞」叩きがすごいことになっている。それみたことかとはしゃぐ他の新聞や雑誌は、どうも読む気がしなかった。同じ穴のムジナのようにしか見えないから。先週の「週刊文春」の「「朝日新聞」問題、私の結論」を読んだのは、まともな筆者がいたから。

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2014年10月 5日 (日)

新聞の求人欄が好き

新聞を読んでいて、ふと気がつくと求人欄を見ていることがある。目黒区のマンション住み込みの管理人で、月給15万円は意外にいいかも、などと考える自分がいる。どこかでいまだに転職を考えているようだ。

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2014年10月 4日 (土)

アルゲリッチの素顔を見る

実は、昔はクラシック音楽が大好きだった。高校の頃からFM放送でバッハやモーツァルトを聴き、LPレコードを買っていた。大学に入った頃のクラシック界の一番のスターは、ピアニストのマルタ・アルゲリッチで、レコードも買った。そんなこともあって、ドキュメンタリー『アルゲリッチ 私こそ、音楽!』を劇場で見た。

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2014年10月 3日 (金)

旅行中の読書:『ジャーナリズムの現場から』

「旅行中」といっても、もはや1ヶ月前になるが、すいすいと読めた本が大鹿靖明編著の新書『ジャーナリズムの現場から』。この著者は「朝日新聞」の現役記者で、私より少し若い。ホリエモンに取材した『ヒルズ黙示録』などこれまで単行本を何冊か出している人だ。

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2014年10月 2日 (木)

鈴木敏夫さんの講義:その(2)

鈴木敏夫さんの講義でたぶん学生の心に響いたのは、仕事には2種類あるという話だろう。1つは普通にお金を稼ぐ仕事で、もう1つは好きなことをやりながら生きていくパターンという。前者が9割以上。

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2014年10月 1日 (水)

ジュリエット・ビノッシュの存在感

フランスのジュリエット・ビノシュには独特の存在感がある。ゴダールやカラックスやキエシロフスキ、キアロスタミといった「巨匠」の映画で主演をしているだけでなく、舞台でも活躍しているし、政治的な発言も多い。ちょっと、かなわない感じ。

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