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2014年10月21日 (火)

東京国際映画祭はやはりダメか:その(1)

また、東京国際映画祭の季節がやってきた。今年はベネチアをフルで見たし、釜山にまで行ったので、もう体力も気力も残っていない。そのうえ後期はある理由で授業が増えたので、なかなか見られない。

それでも「映画祭評論家」(?)としては、毎日1本は見るつもり。実はプレスと業界(P&I)上映の予約は昨日から始まっている。3日前から予約受付開始で、既に23日のワールド・フォーカス部門のアン・ホイ「黄金時代」は満席。

どうせ23日は動けないから、24日分を今朝から予約しようと身構えていたら、今年は朝7時ではなく、10時からの予約だということを先ほど知った。個人的には早起きで7時からの予約は問題ないし、10時からだと授業中の場合もあって困るのだが、たぶん朝7時というのは批判もあったのだろう。

それにしてもプレス向け上映で、3日前に予約が必要な国際映画祭が世界のどこにあるだろうか。いったい日本語の読めない外国人ジャーナリストはどうするのだろうか。たぶん外国人は特別扱いにしているに違いない。釜山で会った「カイエ・デュ・シネマ」の評論家が来ると言っていたので、聞いてみよう。

そのうえ、10回以上キャンセルするか、3回以上来場しないかすると、来年度のプレスパス発行に支障がある場合があるかもという「脅し」まである。ここに至っては呆れてしまう。プレスや買い付けの人間が自由に見られない国際映画祭なんて、何の意味があるのか。

こんなものは会場のキャパの問題で、すぐに解決できるはず。そのうえ、上映回数も少ない。それではと一般上映を見ようとすると、当日の朝9時半に六本木に行かねばならず、不便極まりない。こちらこそネット予約にすればいいのに。これまでの経験だと、上映直前に行ったらまずチケットはない。ところが購入用のチケットは残っていることも。

結局、東京国際映画祭は、一般客向けの国内イベントを目指しているとしか見えない。だから特別招待部門の正月映画の顔見世興行が一番重要なのだろう。ある新聞記者が「三流映画祭」と言っていたが、本当にそう思えてくる。

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