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2014年12月27日 (土)

インド映画からティム・バートン展へ

最近、「踊らない、歌わない」インド映画が流行っているという。『きっと、うまくいく』『マダム・イン・ニューヨーク』『めぐり逢わせのお弁当』などのことだが、私は実はこれらをまだ見ていない。そんな時に2月21日公開の『女神は二度微笑む』の試写状が来たので、見に行った。

ユーロスペースで流れていた予告編が妙に思わせぶりで気になっていた。見た感想は、確かに「踊らない、歌わない」サスペンス映画だけど、やはりほかの国の映画にはないインドらしさを感じた。

映画は、一か月前にインドに出張して行方がわからなくなった夫を追って、ロンドンからコルカタ(かつてはカルカッタと呼んでいたが)へ着いた身重の女ヴィディヤを追う。まず最初に2年前の地下鉄毒ガス事件の映像が見せられて、実は後半になるとそれが係わっていることがわかる。

ヴィディヤは夫が滞在した記録を見いだせないが、夫にうり二つのダムジという男の存在を知り、探し始める。探索を手伝うのは警察のラナで、そこに国家情報局も絡んでくる。

ヴィディヤを助けようとする人物が次々に殺されて、危険は彼女自身に迫ってくるが、実は彼女は…という予想外の展開。最後は秋祭りの中の銃撃戦。

出だしから目まぐるしいほどカットが変わり、音楽と共に流されてゆく感じがする。サスペンスだけどどの場面も楽しませようというB級感覚が一杯で、見ていてちょっと疲れる。じっくり見せるという感じはゼロで、一瞬、一瞬が感覚的に刺激される。

見終わってちょっと疲れたけれど不思議な満足感があるというのは、「踊って、歌って」のインド映画と変わらないと思った。

その後に忘年会に行く前に時間が空いたので、森アーツセンターで「ティム・バートン展」を見た。これが思いのほかおもしろい。ティム・バートンが描いたデッサンやそれに基づくフィギュアが無数にあるが、一番の見どころは70年代や80年代に彼がデビュー前に作った映像だろう。

この展覧会については後日また書きたいが、1月4日までなのでティム・バートンのファンは急がないと。かなり混んでいるので、夜見た方がいいかも。

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