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2015年5月18日 (月)

『脳内ポイズンベリー』の真木よう子を楽しむ

中学生の時から映画は好きだが、スターに憧れたことがなかった。大学生になると気にいった映画の監督名を覚えるようになったが、好きな俳優というものがいなかった。今でも俳優の名前は日本人でも外国人でもなかなか覚えられない。

そんな私が最近珍しく気になったのが真木よう子。『ゆれる』『さよなら渓谷』『そして父になる』などのちょっとクールな感じとパッチリした瞳が良かった。

劇場で『脳内ポイズンベリー』を見たのは、予告編を見た時に彼女を「かわいい」と思ったから。赤い毛糸の帽子をかぶった彼女が年下の男にうっとりするシーンがどうも気になった。

実際に本編を見てみると、映画としての出来はまあまあというところか。人気の同名コミックの映画化らしいが、もちろん読んでいない。30歳前後の女性が、10歳近い年下のアート系の男の子を好きになり、同世代のしっかりした男性との間で揺れるというもの。

この映画のポイントは、彼女が「ゆれる」様子を「脳内会議」で見せるところ。西嶋秀俊演じる議長など5人が暗い部屋に集まって次にどうするかを会議する。それが紛糾して彼女はヘンな行動に出る。何ともバカバカしい設定だが、きっちり丁寧に撮られている。

冒頭に赤い毛糸の帽子でショートカットで現れるいちこ役の真木よう子が、抜群に可愛らしい。お金をかけない感じのシンプルでボーイッシュなスタイルで、チェックや青のシャツ、パーカー、白のセーターなどと赤やチェックのスカートがぴったり。白の毛糸の帽子もいい。最初に向こうから走ってきて倒れるシーンで、大きな胸が揺れたのでドキドキした。

現実世界では古川雄輝演じる年下の男と関係を持つが、そのシーンは全く写らない。キスをすると翌日にベッドで並んで寝ている場面に移行する展開だ。途中から一緒に住みだすが、生活感はゼロ。

彼女のセクシーな姿が見られるのは脳内場面の黒のタイツ姿だが、ここはあまりピンと来なかった。脳内会議に本人が出てきて本音を言うのはどうだろうか。

監督は佐藤祐市だが、『キサラギ』など彼の監督作品は見ていない。よく考えたら苦手なタイプの映画だが、それでも真木よう子のつぶらな瞳は良かった。

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