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2015年8月

2015年8月31日 (月)

初めてデモに参加する

54歳にして初めてということが、最近よくある。今回、初めてデモに参加した。昨日午後の国会前の安保法案デモで、これがなかなかおもしろかった。昨日が全国百万人の大集会だというのは、フェイスブックやメールで知っていたが、行くと決めたのは直前。

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2015年8月30日 (日)

佐藤優氏の推薦図書から:片山杜秀『未完のファシズム』

1週間、映画の集中講義をやった後に、来週からは10日間ベネチア映画祭ということもあり、しばらく映画とは関係のない本を読むことにした。「アエラ」の佐藤優氏の編集号で、彼の選ぶ102冊が挙げられていたので、そこから何冊かネットで買った。

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2015年8月29日 (土)

旅の途中に考えたこと

先週末から母親に会うために、福岡に行った。3月に骨折で入院し、4月に行った時は病院にいたが、今度はその病院が経営している施設に移っていた。前よりずっと元気になって、つえを使って歩いていたので安心。実家に1泊して、月曜朝に新幹線で集中講義をする関西の大学へ。

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2015年8月28日 (金)

神戸で見る舟越桂展からノスタルジアへ

昨日、ここに学生と美術展に行ったと書いたが、見たのは8月末まで兵庫県立美術館の「舟越桂 私の中のスフィンクス」展。自分だけで行くつもりだったが、学生たちもついてきた。舟越桂なら、知っているようだった。

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2015年8月27日 (木)

初めて集中講義に挑戦中

かつて福岡で大学生だった頃、集中講義というのがあった。毎年、東京や関西からほかの大学の教授に1人来てもらい、1週間講義を受けるというもの。だいたい、いつも習っている先生方がカバーできない分野を専門とする教授がやってきた。

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2015年8月26日 (水)

舞台と映画の違い:『パリ3区の遺産相続人』

11月14日公開の『パリ3区の遺産相続人』を見た。自分がよくパリに行くせいか、外国人が描くパリを舞台にした映画は何となく見たくなる。監督のイスラエル・ホロヴィッツは何と『いちご白書』(70)や『さらば青春の光』(71)の脚本家。その後は舞台脚本家として活躍してきた彼の初監督作品という。

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2015年8月25日 (火)

日本映画史最大の差別の映画:『地の群れ』

学生が12月に企画する映画祭が「ニッポン・マイノリティ映画祭」と決まって、私自身もいくつか未見の映画を見ている。最近DVDで見たのは、熊井啓監督『地の群れ』(1969)。いやはや、これは究極の日本のマイノリティを扱った映画だった。

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2015年8月24日 (月)

『萬世流芳』に考える

フィルムセンターで李香蘭主演の『萬世流芳』(1942)を見た。彼女の『李香蘭 私の半生』で、それまでの中国映画史上最大のヒットであり、監督には巨匠たち3名が並び(クレジットでは5人だった)、中国のトップ俳優4人と李香蘭が共演したことが書かれていたからだ。

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2015年8月23日 (日)

映画本新刊3冊

映画に関する新刊は一応気にしている。特に研究書は、できるだけ買う。最近読んだのは、四方田犬彦著『テロルと映画 スペクタクルとしての暴力』、野崎歓著『アンドレ・バザン 映画を信じた男』、岡田温司『映画は絵画のように』。

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2015年8月22日 (土)

写真は「意識の流れ」を写すのか

「意識の流れ」という言葉を聞いたのは、高校生の時だと思う。20世紀前半に起こった小説の手法で、ジョイスの小説のように、時系列ではなく人間の意識の流れに従って叙述するというような内容を、国語の先生に聞いた気がする。これはカッコいいと思った。

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2015年8月21日 (金)

『この国の空』への違和感

荒井晴彦監督の『この国の空』を劇場で見た。もしこれを試写で見ていたならば、ホメたかもしれない。戦時下の女性たちの生き方を、抑制の効いた表現で丁寧に撮った映画として、試写室のクロウトたちは絶賛するだろうから。

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2015年8月20日 (木)

不思議な美術展2つ

私には時々、その意味がよくわからない美術展がある。最近見たものだと、渋谷の東急文化村で8月30日まで開催の『エリック・サティとその時代展』と国立西洋美術館で9月23日までの『ボルドー展』がそうだった。もちろんサティもボルドーも画家でも彫刻家でもない。

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2015年8月19日 (水)

『カミーユ、恋はふたたび』をふたたび

最近は、我ながらボケたかと思うことが多い。財布や携帯を忘れて家を出たり、アポや試写会の場所や時間を間違えたり。まだ大学の授業については間違えたことはないが、もうじき危ない。そんなわけで、2年半前に日仏学院で見た映画の試写に行ってしまった。

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2015年8月18日 (火)

「われらデザインの時代」が終わった

今朝の「朝日」の社会面トップには、佐野研二郎氏の東京オリンピックのロゴ盗用疑惑をめぐる大きな記事が載っていた。これを見た時、「われらデザインの時代」は終わったのだとつくづく思った。もちろん国立競技場のコンペ問題とあわせてそう思ったのだが。

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2015年8月17日 (月)

またまたオゾンを楽しむ

フランソワ・オゾンという監督は、どの作品を見てもハズレはない。才気煥発で見ていて退屈しないし、見終わるとなかなか奥が深いと思う。そんなオゾンでも今回の『彼は秘密の女ともだち』は特にいい、と誰かが書いていたので、劇場に見に行った。

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2015年8月16日 (日)

早川雪洲ふたたび

このブログでは『チート』(1915)や『ヨシワラ』(37)、『東京暗黒街 竹の家』(55)など、早川雪洲が出る外国映画に何度か触れたけれど、最近、彼の若い頃のサイレント映画のDVDを2枚入手した。『蛟龍を描く人』The Dragon Painter(1919)と『死線の勇者』The Tong Man(19)の2本。

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2015年8月15日 (土)

『黒衣の刺客』に震える

久しぶりに震えるような映画を見た。9月12日公開のホウ・シャオシェン監督『黒衣の刺客』。冒頭のスタンダードの白黒画面に女2人が馬で現れた時、恐ろしいほどの緊張感を感じた。

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2015年8月14日 (金)

左翼はどこに行ったのか

先日『天皇と軍隊』を見た時、上映後に渡辺謙一監督と鈴木邦男さんの対談があった。鈴木氏はこの映画でインタビューに応えているからだが、彼の話が実におもしろかった。

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2015年8月13日 (木)

『天皇と軍隊』のまっとうさ

2009年にフランスのテレビが製作した『天皇と軍隊』をようやく劇場で見た。少し前から話題になっていたが、1週間の限定上映と聞いて調べたら、ネットでの予約制という。満員の日もあったが、とにかくぴあで予約してセブン・イレブンで発券した。

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2015年8月12日 (水)

『ジュラシック・ワールド』を見る

「自宅にこもる」はずが、どうもできない。夕方になるとそわそわして、出かけてしまう。ネットを見ていたら、火曜はTOHOシネマズ会員割引とわかって、『ジュラシック・ワールド』を見に行った。

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2015年8月11日 (火)

渋谷で対照的な映画2本

最近は試写会場としても使われていたシネマート六本木がなくなって、渋谷のユーロスペースのビルの試写室が2つになったので、渋谷に行くことが増えた。そのビルで対照的な映画の試写を2本、立て続けに見た。10月10日公開の『光のノスタルジア』と9月19日公開の『過ぐる日のやまねこ』。

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2015年8月10日 (月)

「M:i-5」のトム・クルーズを楽しむ

正直に言うと、トム・クルーズが好きだ。彼が両手を振って全速で走る姿は、ちょっと古めかしく何とも心地よい。そんなわけで『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネーション』を満員の劇場で見た。

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2015年8月 9日 (日)

偶然の出会いが続いた日

昨日の土曜日は、不思議な日だった。一日中家にこもって、お盆明けに関西のK大学で行う集中講義の準備をしていた。夕方になって頭が朦朧としてきたので、散歩がてら関西行きの新幹線を予約に出かけた。すると、神楽坂から飯田橋まで坂を下る間に、友人3人に立て続けに会った。

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2015年8月 8日 (土)

話題を呼ぶ映画『FOUJITA』

試写を見終わった後に、とにかく誰か知り合いと話したくなる映画がある。配給や宣伝の方に対してではなく、友人に本音を言いたい気分。11月14日公開の小栗康平監督『FOUJITA』は、まさにそんな映画だった。

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2015年8月 7日 (金)

今度のアサイヤスは?

オリヴィエ・アサイヤスというフランスの監督は、映像の才能に溢れているのは明らかだが、わかりやすい映画とわかりにくい映画をほぼ交互に作る。わかりやすいのは、『冷たい水』(1994)、『感傷的な運命』(2000)、『夏時間の庭』(08)、『カルロス』(10)など。

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2015年8月 6日 (木)

差別をめぐる邦画2本

毎年、私のゼミの3年生は12月に映画祭を企画する。もう4年もやっているが、5年目の今年のテーマは「日本のマイノリティ」。例年と同じく、これに決まるまでは二転三転したが、ようやく決まった。最近は、作品を選ぶために、学生と映画を見ている。

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2015年8月 5日 (水)

アルトマンの全体像がようやくわかった

ロバート・アルトマンという監督は、私にとって長い間、謎だった。学生の頃、日本では、『M★A★S★H マッシュ』がたまに映画館にかかるだけだった。パリに行ってようやく『ウェディング』(1978)をシネマテークで見たけれど、他の作品は見ずじまいだった。

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2015年8月 4日 (火)

「エリウヨ」の登場

今週の『アエラ』は、佐藤優さんが「特別編集長」なので、すぐに買った。以前、鈴木敏夫さんが編集長をした号もおもしろかったから。電車の中でパラパラと読んでいて、席からずり落ちそうになるくらい驚いたのが、香山リカさんの文章。

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2015年8月 3日 (月)

もっと見たい蔡國強

横浜美術館で10月18日まで開催中の「蔡國強展:帰去来」を見た。この作家は京都の「PARASOPHIA」でも一番おもしろかったので、楽しみにしていた。その期待にたがわず充実した展示だったが、正直なところもっと見たいと思った。

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2015年8月 2日 (日)

またまた都現美の話

昨日の「朝日」によれば、東京都現代美術館で開催中の「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」展の会田誠一家の作品が、改変や撤去をされないことが決まったという。会田誠の全面勝利だが、何だか嫌な後味が残った。

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2015年8月 1日 (土)

『首相官邸の前で』の意味

9月2日公開の小熊英二監督『首相官邸の前で』を見た。試写状が届いた時、あの小熊英二の初監督作品というだけで見たいと思った。そのうえ数日前に高橋源一郎が「朝日」でこの映画に触れていたので、すぐにでも見たくなった。

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