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2015年10月10日 (土)

山形こぼれ話:その(1)

山形の映画祭に行くといっても、映画ばかり見ているわけではない。山形の楽しみのひとつに食がある。そば、芋煮、米沢牛などおいしいものは多い。昨日は朝早く起きてしまい、朝6時半になるとホテルのビュッフェに朝食を食べに行った。

私はいまだに貧乏性で、ホテルのビュッフェで出ているものをすべて食べたくなる。いつもは果物や野菜のジュースにシリアルとコーヒーくらいなのに。まず、芋煮、それからカレー、鮭、サラダなど猛然と食べた。早起きしたので、お腹が空いていた。

そして午前中、山形市民会館で1本目の映画が終わると、そこで会った友人と駅前の大通りの蕎麦屋「三津屋」へ。ここはせいろ板に蕎麦がどさっと乗った「大板そば」が有名だ。そこで「半板そば盛込8山」(=だいたい2人で4人前か)に桜海老のかき揚げと天ぷら盛り合わせを頼んだ。

運よくすぐに座れたが、ここは蕎麦が出てくるのに時間がかかる。食べる頃には次の上映まで30分しかなかった。そこで慌てて蕎麦をかきこんで、揚げ物をパリパリ食べた。山形の蕎麦は太くて黒い野性的なものだが、とりわけここの蕎麦はワイルドな感じなので、食べるのに苦労したが、無理に胃に押し込んだ。

それから3本。どれもシビアなものばかりなので、疲れたが、どうにか終わって20時半。予約していたおでん屋「ふくろ」に3人で向かった。ここは映画祭の会場にも近く、常連の客で賑わっている。その日のカウンターも、10人くらいのうち、一緒の2人以外に、知り合いが3人もいた。

実は、そこに向かって歩いている時からどうも調子が悪いことに気がついていた。何だか胃がパンパン張って、汗が出てきた。まあ、このくらいは飲めば治るだろうと、生ビールにちくわやゆで卵などを食べ始めた。ところが生ビールを飲んだら、再び胃の奥で蕎麦が活動し始めた気がした。もう1回噛んでくれと言っているような。考えてみたら、前の晩もオリヴェイラの後は蕎麦を食べて飲んだことを思い出した。

そんなことは無視して、ビールの次は冷酒へ。ところが本当に顔に冷汗が出てきた。2度ほどトイレに行ったが、事態は解決しない。次のおでんが来た時には、「もう食べられない」状態になった。2人に謝って急遽タクシーでホテルに戻った。ホテルで胃薬をもらったら、安心してすぐに寝てしまった。

連れて行った友人2人はお互いは知らなかったのだが、私が帰った後は仲良く飲んだのだろうか。ずいぶん気づまりだったのではないか。昨日は苦しくてそんなことは考えなかったが、朝になって心配になった。

教訓。年を取ったら食べ過ぎに注意。蕎麦はゆっくりと噛んで食べること。とりわけ山形の蕎麦は芯がしっかりしているので。しばらくは、蕎麦が怖い。

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