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2015年12月

2015年12月31日 (木)

京都の話:年末のまとめ

このブログには季節感がないと言われる。確かに花見も花火もクリスマスもイルミネーションも、およそ興味が沸かない。唯一、年末年始だけは例外で、年賀状を書いたり掃除をしていると、ある種の感情が沸いてくる。

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2015年12月30日 (水)

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に昭和を感じる

もともとSF映画は苦手だし、『未知との遭遇』(1977年)は公開時に見たが、同じ年に作られて共に翌年に日本で公開された『スターウォーズ』は当時見ていない。こちらには最初から熱狂的なファンがいたが、それが嫌だったのかその後も見に行かなかった。

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2015年12月29日 (火)

日韓問題を考える朝

慰安婦問題で、日韓両政府が合意に達したという。これが今後どういう展開を見せるかはわからないが、まずは歓迎というところ。最近、日韓問題を考えるうえで、気になる文章が2つあった。テッサ・モーリス=スズキと平田オリザのもの。

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2015年12月28日 (月)

久しぶりの現美

久しぶりに木場の東京都現代美術館に行った。「朝日新聞」朝刊一面の鷲田清一「折々のことば」で、開催中の「オノ・ヨーコ」展の図録から言葉が引用してあって、急に見たいと思った。「ひきこもりの子供のことをニューヨークで聞いて、アジアの子供らしい革命だと喜んだり」

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2015年12月27日 (日)

渋谷でスマホを買い替える

もともとアナログ人間なので、機械に弱い。新しいモノが出ても買うのはだいたい世の中の8割が持つようになってから。ワープロもウォークマンも携帯電話もパソコンもみんなそうだった。スマホを買ったのは2013年の2月だったと思う。そして今回、機種を変えた。

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2015年12月26日 (土)

クリスマスに見るアピチャッポン

昨日のクリスマスは学生企画の「ニッポン・マイノリティ映画祭」の最終日で、ユーロスペースで過ごした。同じビルの映画美学校で3月公開のアピチャッポン・ウィーラセタクン監督『光りの墓』の試写があったので、これ幸いと見に行った。

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2015年12月25日 (金)

『友だちのパパが好き』の現代性

山内ケンジ監督の『友だちのパパが好き』を劇場で見た。「ニッポン・マイノリティ映画祭」を開催しているユーロスペースの隣りのスクリーンで上映していたからだが、東京国際映画祭の時にそれなりに話題になっていた。

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2015年12月24日 (木)

2本のドキュメンタリーが描く現代

学生企画の「ニッポン・マイノリティ映画祭」で見た2本のドキュメンタリーに深く心を動かされた。1本は松永大司監督の『ピュ~ぴる』(2011)で、もう1本は森達也監督の『A』(1998)。12年の間があるが、どちらも現代に生きる孤独な人物を描いている。

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2015年12月23日 (水)

モレッティの『母よ、』に涙する

毎日渋谷に通っているが、3月公開のナンニ・モレッティ監督『母よ、』の試写が近くであったので見に行った。カンヌで評判が良かったし、仏誌『カイエ・デュ・シネマ』では今年の一位に選ばれていたのも気になっていた。

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2015年12月22日 (火)

イギリス絵画の文学性とデザイン性

学生企画の映画祭のために、毎日渋谷のユーロスペースに通っている。その目と鼻の先の東急文化村のザ・ミュージアムで「英国の夢 ラファエル前派展」のオープニングをやっていたので、出かけた。映画祭特有の静かな熱気がむんむんする劇場と違って、すぐそばなのにこちらは華やかな別世界。

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2015年12月21日 (月)

年末は今年も学生映画祭:その(2)

「ニッポン・マイノリティ映画祭」は、券売と映写は劇場、トークの司会などの運営は学生がやるので、私がすることはほぼない。あえて言えば、トークの後にゲストにお礼を言うくらい。だから会場に行った時は、映画を見る。

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2015年12月20日 (日)

年末は今年も学生映画祭:その(1)

昨日に続いて、今日も宣伝に近い話を書く。私の大学で学生が企画する映画祭を始めて今年で5回目になる。テーマは毎年学生が決めるが、これまで、1968、女性、映画教育、労働と来て、今年は「ニッポン・マイノリティ映画祭」。昨日が初日だった。

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2015年12月19日 (土)

リチーさんについて考える

宣伝になるが、久しぶりに本を書いた。といってもまた「共著」で、岩本憲児編『日本映画の海外進出』のなかに、論文(のようなもの)を2つ書いた。拙文の題名は「国際文化振興会と日本映画―『五人の斥候兵』のベネチア受賞を中心に」及び「『羅生門』受賞とその後―ストラミジョーリとジュグラリスを中心に」。

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2015年12月18日 (金)

「水―神秘のかたち」展に日本人と水を考える

六本木のサントリー美術館で始まったばかりの「水―神秘のかたち」展を見た。サントリーと言えばアルコールを始めとした飲料水のメーカーなので、何となく企業宣伝的な感じもするが、展覧会自体はまっとうでなもの。日本人がいかに水と近い関係にあるかを考えてしまった。

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2015年12月17日 (木)

フィルムセンターの韓国映画特集に通う:6回目

昨日は今年最後の授業で、2つの大学で3コマをこなした後にフィルムセンターに行った。見たのはまた日本占領下の韓国映画で、李炳逸(イ・ビョンイル)監督の『半島の春』(1941)。映画『春香伝』を撮るスタッフを描いた映画というので、見たくなった。

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2015年12月16日 (水)

榎本さんの小説『エアー2.0』を読む

榎本憲男さんは才人である。昔、銀座や新宿の映画館で支配人をしていた頃からお顔は存じ上げていた。その後、何かの飲み会で会ったと思う。彼はそれから買い付けや宣伝をやっていたと思ったら、いつの間にか脚本の賞を取ったり、映画をプロデュースしたりしていた。

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2015年12月15日 (火)

30年ぶりの『ミツバチのささやき』

大学で学生と一緒にビクトル・エリセ監督の『ミツバチのささやき』(73)を見た。ポスト・ヌーヴェルヴァーグの流れを解説するなかでの上映だったが、実は見るのは約30年ぶり。最初に見たのはたぶん1984年秋のパリで、日本での公開が決まったという噂を聞いて、シネマテークでの上映に参加した。

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2015年12月14日 (月)

地方移住?

『ウェッジ』という雑誌がある。新幹線のグリーン車で無料で配るものだが、書店でも売っている。電車の中吊り広告で見ると、ちょっと保守的な感じなので読んだことがなかった。先日早朝に京都から帰ってくる時にグリーン車に載ったので、読んでみた。

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2015年12月13日 (日)

『ハッピーアワー』を初日に見る

映画を封切り初日に見ることはまずない。劇場や配給会社など関係者が多いので、挨拶などめんどうくさい。無料にしてもらったりしたら、ほかのお客さんの手前、恥ずかしいし。それでも濱口竜介監督の『ハッピーアワー』の初日に行ったのは、早く見たかったから。

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2015年12月12日 (土)

『ロブスター』に面食らうも

今年のカンヌのコンペで審査員賞を取った『ロブスター』が3月5日に公開されるというので、試写を見に行った。ギリシャのヨルゴス・ランティモス監督の作品だが、私は彼の『籠の中の乙女』(09)を見ていない。

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2015年12月11日 (金)

駆け足で見た展覧会2つ

映画を教えるようになって、美術展を前より見るようになった。映画の画面の元ネタが絵画にあると感じることが多いし、それ以上に動かない長方形を見ることがかえって頭脳に快い刺激を与える。だから短い時間でも美術展に飛び込むことがある。

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2015年12月10日 (木)

『建築の大転換』に考える

友人に勧められて読んでおもしろかったのが、伊東豊雄・中沢新一著『建築の大転換』。中沢新一は、私が学生の頃に浅田彰と共にインテリのスターだった。いわゆる「ニューアカ」というやつで、私より少し上の30代前後が「世界の知」を語る感じだった。

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2015年12月 9日 (水)

『牡蠣工場』の写す日本

2月に公開の想田和弘監督のドキュメンタリー『牡蠣工場』(かきこうば)を見た。「観察映画」第6弾というが、『選挙』(07)に始まる彼の映画は、ちょっと変わった人々のもとに行って、文字通り「観察」する映画だ。

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2015年12月 8日 (火)

ようやく『不屈の男 アンブロークン』を見る

今年アカデミー賞で撮影賞など4部門でノミネートされたけれど、なかなか日本での配給が決まらなかったアンジェリーナ・ジョリー監督の『不屈の男 アンブロークン』の試写を見た。公開は2月6日という。これがずいぶんまともな映画だった。

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2015年12月 7日 (月)

また「007」を見る

もともと「007」は劇場では見ていなかったし、前作の『007 スカイフォール』を劇場で見てあまりピンと来なかったけれど、『007 スペクター』を見に行った。たぶん東京フィルメックスやフィルムセンターの韓国映画特集など地味なアジア映画ばかり見ていた反動かもしれない。

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2015年12月 6日 (日)

フィルムセンターの韓国映画特集に通う:5回目

金、土は比較的時間があるのに、雑事をこなしているうちに時間がなくなり、結局試写や映画館に行けなくてまたフィルムセンターに行った。見たのは、申相玉(シン・サンオク)監督の『地獄花』(1958)。

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2015年12月 5日 (土)

肉のイタリアンを味わう

最近、肉料理が流行っているようで、熟成肉の専門店もあちこちにある。イタリア料理店にもその波が来たようで、牛肉を売りにした店が増えてきた。今年5月にできて話題になっていた銀座の「エル ビステッカロ デイ マニャッチャーニ」もその一つ。 

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2015年12月 4日 (金)

フィルムセンターの韓国映画特集に通う:4回目

12月になると、大学の教師は卒業試験の問題を作ったり、卒業論文のまとめを指導したりとなかなかたて込んでくる。就職が決まらない学生の相談も多い。そんななかで、なぜかフィルムセンターの韓国映画特集に足が向く。

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2015年12月 3日 (木)

日本統治下の朝鮮の小学校

またフィルムセンターの韓国映画特集に行った。見たのは崔寅奎(チョ・インギュ)監督の『授業料』(1940)で、日本統治下の小学校の様子がわかって何とも興味深かった。

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2015年12月 2日 (水)

原節子を考える:もう一度だけ

まだ、原節子のことを考えている。昨日電車に乗ったら、駅の売店で『週刊朝日』と『サンデー毎日』を買ってしまった。彼女が表紙になっていたから。どちらも冒頭のグラビア特集が楽しい。

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2015年12月 1日 (火)

それでも東京フィルメックスへ行く:その(3)

年をとると、時間のたつのが早くなる。もう12月になった。東京フィルメックスは終わったけれど、見た4本の映画について書き残しておきたい。コンペの『白い光の闇』と特別招待作品の『華麗上班族』『約束』『昼も夜も』。

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