渋谷でスマホを買い替える
もともとアナログ人間なので、機械に弱い。新しいモノが出ても買うのはだいたい世の中の8割が持つようになってから。ワープロもウォークマンも携帯電話もパソコンもみんなそうだった。スマホを買ったのは2013年の2月だったと思う。そして今回、機種を変えた。
壊れるまで使うつもりだったが、どうもバッテリーがおかしくなったので、3月にパリに行く前に早めに買い換えようと思った。まず自宅近くのソフトバンク神楽坂店に行ってみた。
「スマホを買い替えたい」というと「機種変更ですね!」。そう言うのかと思って、「アイフォンの6sの小さい方」と言うと「容量は?」。「一番小さいの」と言うと「16ギガですね」。「お色はどういたしましょう。こちらに見本があります」「シルバーで」「在庫を確認してまいります」
「在庫がありませんでした。1月半ばの入荷です」「ではゴールドでもいいけど」「16ギガはすべて1月半ばです」「最初から言ってほしかったけど」
こりゃ、神楽坂じゃだめだと思って、そこでそのまま学生映画祭会場の渋谷・ユーロスペースへ。それから空き時間に渋谷のソフトバンクに行った。ところがその前にヤマダ電機があったので、聞いてみた。「アイフォンの機種変更したいのですが。6sの小さい方で16ギガのシルバー」「はい、在庫あります。待ち時間なしで20分ほどでできますよ」
それからはするすると進んだ。現在使っている分をアイクラウドに保存して、そのデータを新しい方に流し込むまで50分はかかったけれど。ところが「ネットフリックス」や「アニメ放題」「ディズニーマーケット」などいろんな契約を入れられてしまった。
「それらはすべていりません」と言うと、「当店の規則なので、明日以降ソフトバンクショップさんに行って一か月以内に解約してもらえたら、料金はかかりません」。やはりやめようかと思ったが、データも移行したのでそのまま帰った。
それでも、メールもフェイスブックもラインもすぐに使えて嬉しかった。翌日、どうも落ち着かないので再びソフトバンク神楽坂店に行って、「ネットフリックス」などすべてをはずしてもらった。そこで唯一勧められたのが一番安い保険で、契約したけれどそれはソフトバンク以外の会社で、解約は直接してくれと言う。
また不安になったが、疲れていたので月に500円ならいいかと思い直した。スマホに貼る透明シートやシルバーのケースも買ってその場で取り付けてもらい、気分を直して店を出た。思えば、ヘンな世の中になったものだ。
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