パリの生活が始まった:その(4)エールフランスの返事
昨日、朝起きるとエールフランスからメールが来ていた。ずいぶん遅いと思ったら「3月25日から28日まで事務所をイースター休暇の為お休みさせて頂き、コガ様への御連絡に、お時間を頂戴することとなり、まずもってお詫び申し上げます」。ようやく日本語になった。
それにしても、飛行機を毎日飛ばしている航空会社が「イースター休暇」とは笑ってしまった。それも日本支社の話である。いずれにしても荷物が出てこなかったのが先週の火曜日だから、ちょうど1週間かかった。
いろいろお詫びの言葉の後に「早速ではございますが、過日御提出頂きました領収書の写しを確認いたしました結果、ご請求の105.00ユーロ、日本円で13,300円をお支払い申し上げます。この度は領収書の写しにて補償額をお支払い致しますが、弊社は領収書原本のご提出を要求させて頂く権利を留保しますことをご理解頂きますようお願い申し上げます。誠にお手数ではございますが、お支払いのお手続きのために、銀行振り込み口座の詳細を以下の内容で御返信いただきますよう、お願い申し上げます。*銀行名、支店名、支店番号、普通口座・当座、口座番号、口座名義」
領収書は、空港まで取りに行った電車代と帰りのタクシー代、それに買った下着代のもの。1万3千円ポッキリかと思ったが、空港で言われた22ユーロより高いのでまあいいか。受付番号が全く別なので別途そちらも請求できそうだが、やめておこう。私は権力を振りかざす者や礼儀を知らない奴に文句を言うのが好きなだけで、お金目的ではないし。
ただ「権利を留保します」などといった書き方は気に入らない。領収書の写真を送れと書いたくせに。そのうえ、文章の最後には「カスタマーケア 川村」と東京のエールフランスの住所しか書いていない。姓名もきちんと名乗らないのは詫び文にならない。そしてファックス番号のみが書いてあって、電話番号はない。こういう点もいちいち気に入らない。
最大の復讐は、エールフランスに乗らないことだ。そうしたら私の分だけで今後何百万円も失うことになる。これを読んだ方々がフランスに行くのにどこの航空会社にするか迷った時には、JALやANAにすればいい。そうしたらすぐに何億円も損になろう。
実はエールフランスで荷物が出てこなかった話は、友人たちから何度か聞いたことがあった。なぜか私は一度もなかった。唯一この種のトラブルは、25年ほど前にロスから帰る時のデルタ航空。エンジンの調子が悪くて飛び立てず、空港そばのホテルに泊まることに。ところが荷物は通関したので出せないという。
ホテルを用意してくれ、食事代と買物代で100ドルほどもらったが、一番困ったのは髭剃りと歯ブラシをスーツケースに入れていたこと。外国の髭剃りは本当に切れが悪いし、自分に合わない歯ブラシは嫌だ。それ以来、この2つはいつも手荷物に入れるようになった。
パリに住む友人に会ったら、私のブログでコーチのバッグの修理の話を読んで、「そんなことはフランスではざらですよ」。さて、これからこの国で何度怒るだろうか。
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