もうすぐパリに行きます:その(2)スーツケースに入らない
前に書いたように、キンドルを買ったので、本を大量に持っていく必要はなくなった。そこで安心して、できるだけ日用品を持っていこうと思った。まず、パリで買えないものは何か。
パリ在住の日本人の友人に聞いてみると、耳かき用綿棒とお風呂用のゴシゴシタオル。さっそく綿棒2箱とゴシゴシ2枚を買った。
スーパーに行けば石鹸もシャンプーも洗剤もローションも何でもあるとはわかっているが、フランス語表記の品をすべて買いに行くのは面倒だ。選ぶだけで疲れそう。完全に保守的になってしまい、できるだけ日頃使っている日本のものを持っていきたい気分に。
借りるのは家具付きのアパートなので、ガスレンジもコーヒーメーカーも冷蔵庫も洗濯機もグラスもナイフとフォークもWIFIもあるという。しかしお箸はないだろう。あるいは着いた翌日に飲むコーヒー豆やフィルターも買わないと。
もっと問題なのは衣類。フランスは「ファッションの国」だから現地で揃えればいいはずだが、今までフランスで旅行中に買って、よく失敗した。美人店員にすぐ乗せられる。可能な限り持っていこう。天気予報を見ると、パリは4月になっても最低気温2度、最高8度などざら。
靴は秋冬用のショートブーツを3つ、夏用のスニーカー2つに、スーツ用革靴を1つ。コートは厚手1つ、薄いもの1つにジャンパー2種。ジャケットは秋用3着、夏用4着。加えてカンヌ用タキシード一式。セーターやカーディガン3種。シャツは7枚、Tシャツ8枚。下着は6日分。
バッグも4種類。医薬品各種も携帯ナイフも室内スリッパもティッシュペーパーもマスクも友人たちへのお土産も。もちろんパソコンに軽量プリンターに付属のコードやアダプターもキンドルも。
実は昨日、それらを2つのスーツケースに入れてみた。飛行機は、持ち込み荷物は23キロ2つまで。スーツケースの1つはこれまで10年ほど使った大きめ(特大ではない)、もう1つは最近買った国内旅行用の小型(機内持ち込みはできない)。ところが3分の2ほど入れたところでパンパンになった。重さは全く大丈夫なのに。
これでは無理なので、特大のスーツケースを買うことにした。今日にでも買ってきたら、また全部入れてみよう。それでも入らなかったら、あとはコートやジャケット、靴など場所を取るものを1つ1つ減らしてゆくしかない。
まだ4日もあるのに、小学生並みの大騒ぎをしている自分が情けない。
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