プラハでも、おっちょこちょい
プラハでも、「おっちょこちょい」が出た。今回はエールフランスを避けるためもあり、格安航空機のeasyJetに乗ってみた。パリ―プラハ間が90ユーロで1万円ほどだから、本当に安い。大丈夫かなと思ったが、ネットでのチェックインや座席指定も含めて使いやすい。
空港に着いてロビーに落ち着いて、メールをチェックしていた。するとホテルの予約サイトのブッキングコムから、プラハのホテルに昨日現れなかったが、チャージしますと来た。調べてみたら、ホテルの予約を1日間違えていた。
つまり、2泊分を1日早く予約していた。そこで2泊目の分を再予約しようとすると「満杯」の表示。とりあえずホテルにメールを送り、何とかならないかと聞いてみた。無理との返事が来たので、今回の講演会を企画したプラハの元教え子にメールで交渉を頼んだ。
1時間ほどして、部屋は変わるかもしれないが、何とか泊まれるとの返事。ただし不在の1泊も含めて3泊分払えと来た。予約のデータなどをチェックしたが、どうみても完全な私の誤り。幸いにしてホテルは1泊1万円ほどだったので、払うことにした。
全く無駄に1万円を損したわけだが、今の自分にとっては考えてみたら手帳を無くすよりもずっといい。あるいはカードの不正使用のような心理的な恐怖もない。東京の飲み会で、つい二次会に行ってタクシーで帰ったと思えばいいと諦めた。
講演が終わり、翌日の飛行機に乗るところでまた「おっちょこちょい」。荷物検査で財布やベルトやスマホなどをはずして箱に入れたが、通過後になぜか財布を取るのを忘れた。上着を着てベルトをつけて立ち去ろうとしたところで気づいて戻ると、係員が手にしていた。わずか1分ほどの出来事だが、次の客がポケットに入れていたら完全アウトだった。
財布にはクレジットカードも入れていたから、大惨事になるところ。注意散漫とはこのことだろう。これで安心したせいか、飛行機ではぐっすり寝てしまった。
荷物が軽かったせいもあって、いつも不愉快な思いをするタクシーを避けてRER=高速郊外線に乗った。ウーバーは空港からだと見つからないことが多いと聞いたし。RERに乗って、またドキリとした。アパートの鍵が見当たらない!
通常入れる、肩掛けバッグのチャック付きポケットにない。貴重品を入れたポシェットにもない。プラハのホテルに忘れたかと青くなってあちこち探したら、リュックのポケットからポロリで出てきた。なぜそこに入れたのかわからないが、その時の嬉しかったことと言ったら。大家さんに電話して、カフェで何時間か待つ姿を想像していたから。
そんなわけで、油断は禁物。日々、自分は「頭がおかしか」と認識して、あと3ヵ月を何とか乗り切りたい。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 鹿児島のこと(2025.10.24)
- 山形に少しだけ:その(3)(2025.10.20)
- 新幹線と飛行機と郵便局(2025.10.18)
- 山形に少しだけ:その(2)(2025.10.16)
- 山形に少しだけ:その(1)(2025.10.14)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 安ワインに挑む(2025.11.17)
- コンビニは外国人旅行者の天国か(2025.11.09)
- 「映画祭について本を書いたら」(2025.11.02)
- 「終わった」か(2025.10.26)
- 鹿児島のこと(2025.10.24)


コメント
僕もいろいろやってます。
アメリカに行くときに、成田で手荷物検査を終え、出国手続の方に行こうとしたら、同行の人間に呼び止められ、僕が落としたパスポートとボーディングパス、を渡してくれた。(落ちるようなパスポートケースが悪い)
アメリカのレストランで食事をし、部屋に帰ったらクレジットカードがない。レストランに戻ったら、おねぇーさんがクレジットカードを片手で掲げてひらひらさせながら歩いてきて返してくれた。(チップを書いてサインし、その後クレジットカードをピックアップしなければならないシステムが悪い)
次の町で、ホテルにチェックインして、部屋に入ってちょっとしたら、ドアがノックがされた。開けたら、レセプションの人が、これお忘れで、といってクレジットカードを渡してくれた。(チェックインのときにちゃんと返してくれないホテルの人が悪い)
後、この時とは違うのだけど、アメリカでの手荷物検査のときに、バッグなどをベルトに置いた後に、ちっちゃなカゴに小銭入れを入れ、なんか変だなとは思いながら、そのカゴを両手で持って、金属探知のゲートを通過した。小銭があまり入っていなかったので、鳴らなかったのだけど、係のおばさんに大笑いされた。
投稿: jun | 2016年6月20日 (月) 18時38分