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2016年8月 3日 (水)

パリのささいなこと:その(1)

かつてここで日常のささいだが気になることをまとめたが、パリ編を書き留めたい。毎日2階から道を歩く人を眺めているが、アジア人とそれ以外は歩き方が違う。アジア人は腰を中心に足を擦る。ヨーロッパ人やアフリカ人は足に力を入れて歩くので上体が大きく揺れる。

フランスで売っているサランラップのようなものはひどい。すぐに切れないうえに、自然に巻き付かない。見た目は全く同じなのに。旭化成はサランラップを欧州に輸出すべきだと思う。

日本に比べて、一般に包丁が切れない。友人の家に行くと、子供用のナイフのようなものでタマネギを切っていて愕然とした。日本人の長期欧州滞在者は包丁を持参すべき。

そういえば、いつも行く散髪屋のオヤジが、バリカンは日本製が一番だといっていた。高いけど、とも。日本人は刃物を尖らすのが得意なのか。

よく道をふさいで話している人々を見る。近づいてもよけない。他人を邪魔してはいけない、ということに関して、フランス人は少なくとも路上や乗物では相当に鈍感だ。たぶん身体的な空間認識が少し違うのだろう。

「ボンジュール」と言わないで何か聞いたりすると嫌がられる。「すみませんが」と言ったら「まず、ボンジュール」と子供に諭すように言われたことが2回もあった。これは日本人旅行者は身につけた方がいい。店に黙って入ってはならないのだ。「ボンジュール」と言って、相手を見てニコリ。これが基本。

時々とんでもない黒人女性がいる。彼女たちは黒人男性に比べて民族衣装が多いし、声も大きい。特にお母さんはアフリカをそのまま持ち込んで全く平気な感じ。ちょっといらつくが、おもしろくもある。

空港行きのバスで、まず小さめの荷物を持って走って場所を取り、それから大きな荷物を取りに行った黒人の大きな中年女性がいた。後からきた白人男性が小さな荷物を横に置いて座ったら、汗だくで荷物を持って来た女性はそれを見て、「恥を知れ!」と本当に大きな声で叫んだ。男はビックリしてバスを降りた。

イヤホンをつけて独り言のように携帯で話しているのは、外国語の場合が多い。まともなフランス人はやらないのか、外国人は自分の言葉に浸れるのが嬉しいのか。

7月末からパリジャンはだんだんバカンスに出かけて、8月にはパリは本当に人が少なくなる。過ごしやすい8月のパリを避けて、なぜ暑い南仏やイタリアなどに行くのか、正直理解に苦しむけど。

私はなぜかこちらのゲイにもてる。大家さんにも散髪屋さんにもワイン屋さんにも、妙に大事にされる。友人のフランス人女性によれば「ゲイ好みの繊細さがある」とのこと。くだらない話になったので、今日はこれにておしまい。

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