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2016年9月21日 (水)

パリのささいなこと:その(7)

パリに半年滞在して思ったのは、フランス人女性があまり美しくないことである。というかお洒落でない女性が多すぎる。これまでパリに来るときは1区や6区のような観光地=繁華街に泊まっていたので、パリの男女はもっと着飾っていた。

ところが、今回は庶民の住む13区に住んでみたら、本当に普段着の人ばかり。女性はまず化粧をしていない。昼間のスーパーならわかるが、夜のレストランも同じ。

男性に関しては、それでもパリジャンはお洒落だと思う。スカーフとか靴とかよく考えている。日本はとりわけ灰色の背広に黒い餃子のような靴を履く「会社員おやじ族」やみんな似た格好の「若手バカリーマン」が大量にいるので、これは勝てない。

ところが日本女性の大半は人前では薄化粧はしているし、髪の手入れも細かいので、13区あたりのパリジェンヌはかなわない。とりわけ、夏に市民プールに行ったら、その印象は強くなった。美人でも水着になると妙にお尻が大きかったり、お腹が出ていたり、なかなかスタイルのいい女性は少ない。

実は夏のプールでの出会いも密かに期待していたが、そんな気にならないくらいみんなスタイルが悪い。これなら日本女性の方がずっとよく見えるのではないか。そのうえ、近所のパリジェンヌは服もずいぶん普通だし、鞄にも凝っていない。

男性でも、シャツをクリーニングに出す人を見たことがない。友人に聞いても、男性でクリーニングに出すのはスーツとコートだけらしい。

クリーニングと言えば、大変な目にあった。白のかなり高級なシャツをチェーンのクリーニングに出したところ、黒い墨のようなものが付いて帰ってきた。実際には何度も取りに行っても「処理中」で、3回目の10日後にようやく先方が白状した。パリ地区の責任者から電話があり、「抗議書」を書いてきた。

それから2週間、何の連絡もない。ネットのお客様コーナーにもメールを2度送ったが返事もない。200ユーロ=2万円強を請求しているが、さてどうなるだろうか。友人のアドバイスに従って、帰国するとは言わずに住所も友人宅にしたけれど、これ以上費やす時間はない。やはりパリ暮らしは疲れる。

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