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2017年1月 5日 (木)

アメリカ映画の大作2本

年賀状書きと卒論読みに疲れたので、気分転換にアメリカ映画の大作を2本見た。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』と『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。『ローグ・ワン』は連作の8本目(たぶん)で、『ファンタスティック・ビースト』は『ハリー・ポッター』シリーズの続きのようなものらしい。

そのせいか、どちらも始めはよくわからなかった。それでも初心者にも楽しめる作りになっているので、終わりごろには少しは満足感も出てきた感じか。

『ローグ・ワン』は1977年の最初の『スターウォーズ』、つまり「エピソード4 新たなる希望」の前日談らしい。もともと私はこのシリーズは、映画館で見たことがない。去年の『フォースの覚醒』を除いては。いくつかを外国に行く飛行機で見た以外は、それこそ卒論指導のために「エピソード4」をDVDで見たくらい。

だからさっぱりわからない。今回の映画は「エピソード4」のオープニング・ロールの数行を映画化したものという。つまり、反乱軍が「デス・スター」と呼ばれる武装宇宙ステーションの設計図を盗み出す話。

とにかく冒頭から膨大な数の固有名詞が飛び交う。とてもついていけないと思っていると、現実離れしたシャトルや戦闘機や武器や人工兵士が続々と出てくる。たぶんほかのお客さんはわかっているのだろうなと思いながら見てゆくと、設計図を追いかける5、6人のチームが浮かび上がってくる。

ライラの娘のジン(フェリシティ・ジョーンズ)と彼女を助けるキャシアン(ディエゴ・ルナ)を中心に戦う話だが、驚くべきはそこに2人の中国人が活躍すること。1人は『鬼が来た!』などの監督のチアン・ウェン(姜文)で無敵の兵士だし、もう1人は修道僧役のドニ―・イェンでこちらは香港のアクション・スター。

2人ともなかなかいい役で、いやはやハリウッド映画もこんなに中国を気にするんだと思っていたら、無事に設計図はデータ送信ができて反乱軍の手に。たぶんファンはまた一つ謎が解けた気分で痛快だったろうが、こちらはいま一つ盛り上がらない。

『ファンタスティック・ビースト』は、『ハリー・ポッター』の監督やスタッフが手がけているとはいえ、全くの新シリーズなので違和感は少ない。こちらは1926年のニューヨークにイギリスからやってきた魔法動物学者のニュート(エディ・レッドメイン)が、連れてきた魔法動物が逃げ出したのをきっかけに、ニューヨークの魔法社会と戦うというもの。

こちらも彼のまわりに3人がいるチームで、一般人のわからないところで、魔法社会内で争う感じが見ていておかしい。そのうえ、20年代のニューヨークが再現されているのも楽しい。特にエディ・レッドメインの少しずれた感じのキャラクターが抜群に生きている。

それにしても、シリーズものは苦手だと改めて思った。しばらくは見たくない。

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