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2017年2月 6日 (月)

竹踏みヒーターとの戦い

前に書いたように、「竹踏みヒーター」は1週間たっても来なかった。ひょっとしてネットの決済方法を間違えたかと思って確認したが、問題はなさそうだ。しかし不安になって、8日目に電話してみた。

「現在、欠品になっておりまして申し訳ありません。来週中には納品されるかと」。もともと先方からのメールでお勧めのこの商品を知って思って頼んだのに、欠品とはどういうことか。仮にそのメールで発注が殺到して品切れになったとしたら、普通は注文があったら電話やメールで連絡をすべきだろう。

ところが8日間何の連絡もなかった。呆れてものが言えなかったので、「なんでこんなことが起こるのか、メールでその理由を送ってください」と言って切った。

すると翌日にメールが来たが、謝るばかりで理由はどこにも書いていなかった。それから2日後に商品が来た。ここには一切のお詫びの言葉はない。本当ならこれから壮絶な戦いが始まるところだが、何もしなかった。

なぜかと言えば、この通販は「朝日新聞SHOP」。以前は「朝日新聞イベントプラス」という名で、実はこの通販を最初に作ったのは、私だった。「イベントプラス」という命名も。ビデオを売る通販は既にあったが、フリーダイヤル電話受付のみ。私は、ネットでのカード決済で売る仕組みを考えた。

さらに、これまでどこもネットで販売していなかった展覧会のカタログやグッズも一緒に売ったらおもしろいと提案した。そして新システムで倉庫とコールセンターを委託する業者を探し、4、5社に会ったうえで1社を選んだ。そして始めたら、展覧会カタログをカード決済で売るシステムが珍しいこともあって、最初の頃は毎月1億円を超す売り上げだった。

「通販ノスタルジア」が長くなったが、自分が作った通販がこんなひどいことになっていると思うと、がっかりした。だけどあの会社にその話をしても、しかたがないと思った。何でこうなったのだと辞めた「先輩」が文句を言うのは何とも恥ずかしい。

通販をやっているのは新聞社の事業部門とはいえ、担当者は1人か2人で業者に丸投げだろう。管理職の多くは社会部や文化部の元記者が偉そうにふんぞり返っているだけ。今回の「事件」を知っているかも怪しい。彼らに通販はしょせん無理。

ところで買った「竹踏みヒーター」はどうかと言えば、いま一つ。ヒーターに載せる足の裏は暖かいが、甲の部分は寒い。結局エアコンをつけた。

もともと電気ストーブからの電気代の大幅な削減を狙ったが、同じことに。やはり家電を新聞社の通販で買ったのは間違いだった。

付記:偶然に当時通販を一緒にやった後輩と会ったら、「月の売り上げは1億円ではなく、1千万円です」と直された。確かにその通り。やはり、オヤジ自慢危うし。

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