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2017年7月23日 (日)

オーソドックスなフランス、イタリア料理店

最近、あまり奇をてらわないオーソドックスなフランス料理店とイタリア料理店に行く機会があった。外苑のフランス料理「アミニマ」は、前菜が20種、メインが5種くらいが黒板に書かれている。

田舎風パテ、サーモンのマリネ、鴨のコンフィといったおなじみのフランス料理を中心に、いくつか変わったものもある。「農園からの野菜盛」は、きちんと味のするトマトやパプリカやビーツなど。「サバのリエット」は初めて食べたが、臭みはなくさっぱり。「トリッパのトマト煮」「イカのフリット」もいける。

メインは「鴨のコンフィ」と「ムサカ」。フランス料理でムサカはあまりないが、なすと羊肉のからみが絶妙。サービスの男性の感じもよく、4人で盛り上がった。

高田馬場の「トラットリア・ダイ・パエサーニ」は何と日本で唯一のアブルッツォ料理の専門店。アブルッツォ州はローマのあたりの緯度のアドリア海側で、サラミ類は有名。ローマでアブルッツォ料理と言えば、前菜の代わりに6、7種のサラミを好きなだけ食べられる。

さすがに東京ではそうはいかないが、「自家製アブルッツォ・サラミの盛り合わせ」には5、6種の味わい深いサラミやハムが並んでいる。「じゃがいもとタコのサラダ」もなかなか繊細。

驚くべきは自家製生パスタ。「手長エビとトマトのキタッラ」も「三種の肉を使った伝統的アブルッツォソースのチェッペ」も驚異的な味わいの組み合わせで、たぶんこの5年ほど東京で食べたパスタで一番おいしかった。チェッペというのは、長めの割れたマカロニの感じで、触感はうどんに近い。この店のシェフがイタリア人というのもうなづける。

どちらの店もワインは3000円台からあり、気軽に通える。ともに平日の夜に行ったが、「アミニマ」はあまり混んでいなかったし、「トラットリア・ダイ・パエサーニ」は早い時間からの女性客が目立ったくらい。2店共にオーソドックスで気どらない、真っ当な感じ。とりわけあのパスタは、またすぐにでも食べに行きたい。

それにしても、暑い夜の美食は翌朝が苦しい。それでも数日たつと懲りずに出かける。

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