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2017年11月26日 (日)

無印でセルフレジ

2012年秋にオーストラリアのシドニーとブリスベンに行って、初めてスーパーのセルフレジを体験した。自分でバーコードをかざして、クレジットカードを入れるだけ。ブリスベンで泊まったホテルも夜は無人になるなど、ずいぶん治安がいい街だったので可能なのかと思った記憶がある。

去年ヨーロッパにいた時にスイスのロカルノ国際映画祭に行き、そこのスーパーでもセルフレジを経験した。ロカルノは高級保養地でホテルは高く、浮浪者などは皆無。もともとスイスは物価自体高い。ここも一切問題がないようだった。

保養地といえば、今年の9月にイタリアのベネチア国際映画祭に行った時、会場のあるリド島の船着き場近くの大きなスーパーでセルフレジを導入していた。イタリアはフランスに比べて一般的に治安は悪い。フランスでも導入していないのにと思ったが、リド島は特別。

そもそも富裕層が別荘を持っているところだし、1ヵ月ホテルのプライベートビーチで過ごすような観光客も多い。それでも5つほどあるセルフレジのそばには係員が1名張り付いて、支払いの仕方を指導しながら見張っていた。そのスーパーはいつもレジで待たせるので、セルフレジは快適だった。

そんなことを考えたのは、先日有楽町の無印で日本で初めてセルフレジを経験したから。有人レジが混んでいたので、行ってみた。商品タグを機械にかざし、無印アプリも入力し、あとはクレジットカード。あっという間に終わった。そばに大きさの違う袋が置いてあるので、自分で中に入れた。いや、早い、早い。

もちろんセルフレジでは、クレジットカードかスイカのみ。確かに最近はスーパーやコンビニの普通のレジでもそのどちらかを使うことが多い。小銭の面倒がないので便利ではある。

確か古市憲寿氏が「現金は気持ち悪い」とどこかに書いていたが、今の潔癖症の若者はそうかもしれない。他人が使った紙幣や硬貨よりも、電子マネーの方がクールなのだろう。

セルフレジは人件費節約の資本主義の論理だが、それに新世代のデジタル志向が加わると加速されそうだ。何だか私たちの老後を考えると嫌になるが、その頃は日本も治安が悪くなってセルフレジどころか『ブレードランナー』みたいになっているかも。

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コメント

フランスでも、セルフレジを導入しているスーパーはたくさんありますよ。少し大きめのスーパーだと、8割がたくらいはセルフレジがあります。

投稿: | 2017年11月27日 (月) 09時03分

カンヌのモノプリにあった。浜田山のTSUTAYAにもある。行動半径の狭い小生ですが。。。

投稿: 古賀重樹 | 2017年11月27日 (月) 22時00分

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