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2018年1月30日 (火)

目白の美食の穴場

地図を見ると、私の自宅から勤務先の大学のちょうど中間のあたりに目白がある。そこを通っているバスもあるので、目白で食事をすることが増えたが、これがなかなかの穴場だ。

まず驚異の本格的イタリア料理店が、「トレガッティ」。駅近くの雑居ビルの2階で中は喫茶店風だが、ワインリストを見るだけでその真剣度がわかる。エミリア・ロマーニャ地方のワインがずらりと並んでいるのだ。

そしてメニューもまるでボローニャのトラットリアのようなこってり系料理が並んでいる。前菜は縮みキャベツとジャガイモに黒トリュフをかけたもの。とろりと柔らかくなったキャベツとトリュフが合う。

パスタはすべて自家製の生麺。トルテリーニの黒トリュフかけは、麺がそうめんのような柔らかさでつるり。そしてもう1つはグラミーニャのサルシッチャソース。グラミーニャは穴のないショートパスタでなかなかコシが強い。サルシッチャはソーセージで実に濃厚な味。

メインは赤身牛肉のステーキを食べたが、これは炭焼きのようで香ばしい。付け合わせは別途注文しないと肉だけが来るのもイタリア式。あえて難を言えば、黒トリュフの香りが今一つ弱い。日本ではしかたがないか。

それでもボローニャのワインを飲んで濃厚な料理を食べると嬉しくなる。高田馬場のアブルッツォ料理店「ダイ・パエサーニ」といい、最近は私の近所ではマニアックなイタリア地方料理が盛り上がっている。

玄人向けのイタリア地方料理と全く逆方向なのが、すぐ近くのビルの2階の「目白旬香亭」。こちらは日本の洋食そのもので、ポテトサラダ、メンチカツ、ハムカツ、ハンバーグ、カキフライなどが人気メニュー。私はここのメンチカツが大好きで、時々無性に食べたくなる。

おいしいご飯やみそ汁もあって、いかにも日本の洋食。サービスは丁寧で料理はすぐに出てくる。最近できた大きなビルの2階なので入りやすいせいか、夜でも1人で食べている人が多い。ワインがもう少し充実するといいが。

それから冬になると時々行くのがおでんの「田の字」。ここはカウンターであれこれ頼むのが楽しい。一番好きなのはトマトで、濃厚な味がする。ただしおでんはすぐにお腹にたまるので、酒飲みにはあまり向かないかも。

時々大学にバスで通うと、帰りに途中下車したい欲望に駆られるのが目白だ。


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