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2018年4月

2018年4月30日 (月)

18年目のイタリア映画祭:その(1)

今年もイタリア映画祭が開催中だ。2001年に自分でゼロから立ち上げた映画祭だが、やったのは2007年までだし09年に新聞社も辞めたので、もはや遠い存在。去年は旅行でほとんど見られなかったが、今年はある予定が消えて急に時間ができたので行ってみた。

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2018年4月29日 (日)

日本人は「働き方改革」ができるか

先日、「毎日」に載った城みちるのことを書いたが、同じページに残間里江子氏のコラムがあったので、読んでみた。もともとこの人は苦手だったが、「もう一度花を咲かせよう」という連載のタイトルを見て、嫌な感じがした。

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2018年4月28日 (土)

デプレシャンの現在

アルノー・デプレシャン監督の『イスマエルの亡霊たち』をアンスティチュ・フランセ東京で見た。新聞社に勤務していた頃は東京日仏学院だったが、よく見に行った。仕事で時間がない時の方が、マイナーな上映会によく行ったような気がする。

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2018年4月27日 (金)

「イルカにのった少年」ノスタルジア

昔、新聞社にいた頃、「テレビを見ないとダメだよ」と何度か言われた。確かに「現代」を毎日伝える新聞社にいて、テレビの流行を知らないのはまずい。だけど、私は大きな事件が起きた時以外はテレビを見なかった。それは今も続いている。

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2018年4月26日 (木)

『海を駆ける』の新境地

5月26日公開の深田晃司監督『海を駆ける』を見た。この監督は、実は作品ごとに描く世界やスタイルを大きく変える。『ほとりの朔子』はロメール風の軽妙なドラマだったし、『さようなら』は近未来SFの痛切な話だった。

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2018年4月25日 (水)

名刺を出すのは恥ずかしい

先日、新聞社時代の大半を過ごした部署のOB会に出かけた。10年ぶりに会う人がほとんどで懐かしかったが、ちょっと当惑したこともあった。私の異動に関わったかつての上司は、いきなり私を「古賀君」と君づけした。

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2018年4月24日 (火)

『心と体と』の夢と現実

イルディコー・エニェディ監督の『心と体を』を劇場で見た。正確に言うと、公開前にある理由でDVDを借りて始めの10分ほど見ていたが、繊細な映像だったので全部を見るのは劇場にしようと思っていた。

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2018年4月23日 (月)

ツイッターを乗っ取られる

私はフェイスブックは使っているが、ツイッターはやっていない。フェイスブックは主に大学の行事のことや自分が書いた文章など「公式」なお知らせや宣伝が中心。ツイッターは2つアカウントを作ったが、いずれも続かなかった。

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2018年4月22日 (日)

『ファントム・スレッド』に酔う

5月26日公開のポール・トーマス・アンダーソン監督『ファントム・スレッド』を見た。この監督の映画はどれも映像に圧倒されるが、今回はそれが極めつけで見終わると酔ったような気分になった。

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2018年4月21日 (土)

「横山大観展」に考える:その(2)

横山大観展を見た直後に読んだのが、古田亮著『横山大観』。古田氏はもともと東博や東近美の学芸員をやった後に今は東京芸大美術館の准教授で、近世から近代の日本美術研究の若手ホープ格だろう。彼が芸大で手掛けた「高橋由一展」や「漱石と美術」展などは素晴らしかった。

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2018年4月20日 (金)

『ワンダーストラック』をまた見る

トッド・ヘインズ監督の『ワンダーストラック』は試写で見てあまりにすばらしかったので、もう一度劇場に見に行った。公開後しばらくたっているので、今回はいわゆるネタバレも気にせずに(いつもあまり気にしていないが)そのすばらしさを書きたい。

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2018年4月19日 (木)

ナナコを作ったが

ようやく、プリペイドカードのナナコ=nanacoを作った。たまたまセゾンカードのキャンペーンで、溜まったポイントに2割ほどポイントを足してナナコを送るというのがあったので、申し込んでみた。

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2018年4月18日 (水)

『男と女、モントーク岬で』のシュレンドルフ

5月26日公開のフォルカー・シュレンドルフ監督『男と女、モントーク岬で』を見た。この監督は、大学に入ったばかりの頃に『ブリキの太鼓』(79)が公開されてずいぶん話題になった。

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2018年4月17日 (火)

カンヌに出る日本映画について

先日、今年のカンヌの出品作が発表された。18本のコンペに是枝裕和監督『万引き家族』と濱口竜介監督『寝ても覚めても』の邦画2本が入ったのは、実はすごいこと。特に濱口監督は初カンヌでコンペだから大抜擢。もちろん「もれた」邦画もある。

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2018年4月16日 (月)

「横山大観展」に考える:その(1)

東京国立近代美術館で始まったばかりの「横山大観展」を見た。「生誕150年」と銘打ったものだが、「あっ」と思ったのは、大観は明治元年=1968年に生まれたこと。つまり、文字通り明治、大正、昭和と日本の近代を生きた画家だった。

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2018年4月15日 (日)

『リメンバー・ミー』のメキシコ

見たいと思っていた『リメンバー・ミー』をようやく劇場で見た。そもそもアニメは見ないし、ディズニーにもピクサーにも特に興味はないが、この映画を見たいと思ったのはメキシコ文化、特に「死者の日」を描いていると聞いたから。そのうえ、公開から4週たっても週末一位を続けているのも気になった。

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2018年4月14日 (土)

「ヌード」展をどう見るか

「ヌード」と題した展覧会が横浜美術館で6月24日まで開かれている。「英国テート・コレクションより」と書かれているように、英国の美術館の所蔵品展だが、いろいろ考えさせる内容だった。

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2018年4月13日 (金)

「ニッポン・ノワール」を見る:続き

ロマンポルノ以前の西村昭五郎監督作品では『競輪上人行状記』(1963)が抜群におもしろかったのはここに書いたが、その特集で見損なった『花を喰う蟲』(67)を「ニッポン・ノワール」で見た。これももなかなか興味深い。時代的にはロマンポルノ直前のせいか、エロチック路線も楽しめた。

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2018年4月12日 (木)

春は人事の話ばかり

高杉良の1988年の小説『辞令』を紹介した文章をどこかで読んだ。30年たっても全く古びていないという。なぜなら会社員にとって人事の話は永遠のテーマだからと書いてあった。確かにそれは思い当たる。会社員の頃、特に春は人事の話ばかりしていた。

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2018年4月11日 (水)

『ウィンストン・チャーチル』の一点突破

劇場で『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』を見た。予告編を見て『ペンタゴン・ペーパーズ』と同じくらい期待していたが、そこまでではなかった。その理由は、ゲーリー・オールドマンによるチャーチルの再現という一点だけで勝負しようとしているから。

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2018年4月10日 (火)

西部邁氏の遺言

先月亡くなった西部邁氏の自死を助けた人々が逮捕されたニュースが流れたが、ちょうど彼の遺作『保守の真髄』を読んでいた。副題が「老酔狂で語る文明の紊乱」。冒頭に著者が手先が神経痛で自由に動かせず、娘が口述筆記をしたことが書かれている。

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2018年4月 9日 (月)

「ニッポン・ノワール」を見る

最近、授業の準備もあって「フィルムノワール」をよく見る。この言葉はさまざまに解釈されているが、一応映画史的には1940年代から50年代にかけて探偵、ギャング、殺人などを扱ったアメリカ映画を指す。もちろん、世界各地さまざまな時代に同種のものがある。

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2018年4月 8日 (日)

春休みにものを捨てる

もともと「断捨離」という発想は嫌いだ。自分にとって記念になるもの、必要かもしれないものは、いつまでも取っておく。だから本もDVDも服も靴も、とにかくたまる。大学に移って一番よかったのは、研究室がもらえたこと。

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2018年4月 7日 (土)

『ブラック・パンサー』のアフリカ度

私はマーベル映画が苦手であまり見ない。だいたい予告編どまりだが、やたらにCGを使い、戦闘シーンが多く、とにかく物量で楽しませる感じに引いてしまう。今回『ブラックパンサー』を劇場に見に行ったのは、「朝日」の国際面で大きく取り上げられていたから。

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2018年4月 6日 (金)

「人体」展に考える

最近、健康診断の結果で検査を命じられて病院に通っている。別に緊急な病状ではないが、やはり年を取ると体にガタが来ているのだと思う。40年近く、毎晩のように酒を飲んできたし。

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2018年4月 5日 (木)

『ペンタゴン・ペーパーズ』に泣く

予想はしていたが、スピルバーグの『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』を劇場で見て、泣いた。新聞社が危機にさらされるかもしれないスクープに社主のゴーサインが出て、輪転機が一斉に回り始めた時はたまらなかった。

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2018年4月 4日 (水)

「映画狂」について考える本

石岡良治、三浦哲哉編著の『オーバー・ザ・シネマ 映画「超」討議』を読んだ。これは編者2人がテーマごとに1人ずつ招いて公開で議論したものをまとめたもので、入江哲朗、土井伸彰、平倉圭、畠山宗明の4人が加わっている。

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2018年4月 3日 (火)

『モリのいる場所』のとぼけ具合

5月19日公開の沖田修一監督『モリのいる場所』の試写を見た。見に行ったのはポスターなどをデザインしたOさんや制作のダブのUさんや日活のTさんから話を聞いていたこともあるが、一番は東京国立近代美術館で3月21日まで開催の熊谷守一展を見に行ったこと。

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2018年4月 2日 (月)

「プラド美術館展」を見る

ルーヴル展や大英博物館展ほどではないにしても、「プラド美術館展」も何度か日本に来ている。今回行こうと思ったのは、副題が「ベラスケスと絵画の栄光」だったから。ベラスケスは私にとって、まずは《ラス・メニーナス》(=女官たち)だった。

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2018年4月 1日 (日)

『ラッキー』はちょっといい映画

別に傑作などと騒ぐつもりはないが、劇場で見た『ラッキー』は、ちょっといい映画だった。昨年91歳で亡くなったハリー・ディーン・スタントンが、90歳の孤独な男ラッキーを演じる。

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