冷房なしで過ごせるか
この数日はすこしマシだが、この夏はとにかく暑い。大学で働き始めた10年前と比べても、ずっと暑くなった。10年前は大学に行く時は7月でもジャケットを着たが、今はそれは無理。裾をズボンに入れる普通のシャツも暑いので、Tシャツにカジュアルなシャツを羽織るくらい。
道路を歩くと、無数の車が暑い熱を振りまいている。車の中は冷房だろうが、確実にその周囲の温度を上げている。もともと私は都心での自家用車に反対なので、車も持っていない。
冷房もできるだけ使わない。働き始めた頃、6年ほど住んだ千葉の行徳のアパートにはエアコンがなかった。風通しのいい部屋だったので扇風機だけで我慢した。駅まで15分近くを毎日歩いていた。もちろん、その頃はそんなに暑くなかった。
今でも家ではエアコンはできるだけ使わない。夜寝る時は、1時間のタイマーだけ。途中で汗びっしょりになって一度起きる。そこで水をたっぷり飲んでまた寝る。朝、また汗だくで起きるのがいい。
かつては昼間は自宅でエアコンは使わなかった。あちこちの窓を開けて風を通す。冷房に頼るのは、夜、酒を飲みながら夕食を取る時だけ。これはさすがにないとつらい。そして寝る時の1時間。
しかし2、3年前から、そうもいかなくなった。昼間じっとしているのに、汗が吹き出してくる。原稿を書く時など、これでははかどらない。だから昼間も使うようになった。
去年までは午前中は使わなかったと思う。けれど今年からは使いだした。メドとしては、30度を超えたら使った方がいい感じか。
いまのところ、朝、このブログを書く時はまだ使っていない。全部の窓を開けると、あちこちの音が聞こえる。小鳥や蝉の声、近所の子供の声、遠くの車やバイクや自転車が走る音、お隣の家の雑音。それらが混じり合う朝の音はなぜか気持ちがいい。冷房はそれらをすべて遮断する。この音を感じるために、朝だけは冷房なしで過ごそうと決意した。
確かルーベン・マムーリアン監督のトーキー初期の『喝采』で、冒頭にニューヨークの朝が明けて物音が少しずつ大きくなる場面があった気がする。DVDも出ているので、30数年ぶりに見ていたい。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 飛行機のトラブル(2026.09.07)
- 美術と映画をめぐって(2026.08.26)
- 本を売る(2026.08.20)
- 人生の僥倖(2026.08.09)
- いつの間にかイタリア映画の専門家に(2026.08.07)


コメント
確かに、今年は異常やね。今年が始まりにならない様にしていく為にも、温暖化対策は必須と思う。
我々も、だんだん暑さを感じなくなるらしいので、脱水症に注意やね。
と言う事で、生涯現役目指しましょう!
投稿: 木下 | 2018年7月28日 (土) 21時44分