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2018年8月27日 (月)

『ジュラシック・ワールド』最新作を見た

『ジュラシック・ワールド 炎の帝国』を劇場で見た。どうも夏の終りになると、ハリウッド大作を見たくなる。これは少年時代の名残だろうか。

監督がスペインのJ・A・バヨナというのも気になった。フアン・アントニオ・バヨナは『永遠の子供たち』(2007)がおもしろかった記憶がある。

結果はそこそこ。この夏の大作では『ミッション・インポッシブル』が一番で、次が香港の『ショック・ウェイブ』、そして『オーシャンズ8』、この映画はその次だった。演出としては『オーシャンズ8』よりも上だと思うが、話自体がいま一つ必然性というかリアリティに欠ける。

コスタリカの奥地で3年前に放置された高級リゾート「ジュラシック・ワールド」の島では、恐竜が走り回っている。しかしその島に火山噴火の予兆が現れたことから、かつてそこで勤務し、今は自然保護団体に勤めるクレア(プライス・ダラス・ハワード)は、ある財団の協力を得て恐竜保護の旅に出る。

ところがその財団はオーナーの意志に反して、お金儲けを考えるスタッフによって乗っ取られていた。恐竜保護に向かうはずの一団は、実は恐竜をいけにえにして財団で世界の富豪に売りさばくことを考えていた。

前半はクレアがかつての恐竜の調教師オーエン(クリス・プラット)に助けられて、火山の爆発に逃げ惑う恐竜たちからどうにか逃れて島を出るさまを描く。後半は連れてこられた恐竜たちが財団でオークションにかけられるのを、2人は財団の孫娘と共に防ごうとする。

あえて言えば、オークションに参加する世界の富豪たちの姿がリアルではある。落札するのは欧米人ではなく、インドネシア人とかロシア人だったりするのも今風だ。

しかし映画全体が前作のクレアとオーエンの活躍を見ていないと、あまりピンと来ないのではないか。それを前提としたうえではきちんとドラマにはなっているが。結局のところ、恐竜と人間の戦いのアクションで最後まで見せ切る形だった。

その意味では前作の方が、恐竜を楽しみに来た子供たちが恐竜に襲われて逃げ惑う、というシンプルな作りで楽しめた。今回は資本主義批判に傾いた分、図式的になったか。そんなこんなで、夏が過ぎてゆく。それにしても、まだ暑い。

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