怒涛の夏休みが終わって
今頃「夏休みが終わって」などと書くと、普通の勤め人には申し訳ないが、大学は7月末から9月20日前後まで休み。私の大学の授業は今日から。10年前には前後があと1週間ずつ休みだったが、文科省の方針で授業数を増やすためにこうなった。いずれにしても2ヵ月近く休みがある。
ところが今年は怒涛の日々だった。7月末に大学の授業が終わるとすぐに、関西の大学で1週間集中講義をやり、金曜夜に戻って、月曜に胆石手術で入院。退院したのが土曜日で、それから数日で上智と早稲田の試験の採点と成績入力。
それから2週間、図書館に通って依頼された(のを忘れていた)論文を書いて送ると、もう8月末。慌ててパッキングをして、28日にはベネチアに向けて旅立った。朝9時に飛行機が着いて、11時半にはプレス試写。
帰国したのが14日夜で、16日は入試で朝8時半から夜8時まで大学で試験官と採点。それからキネ旬用のベネチアの原稿を書き終えて出したのが昨日。そのほか引き受けた他大学の委員会や学会の雑務もあった。WEBRONZAにもベネチアの記事を書く予定だったが、無理かも。
まだスーツケースの中身さえ整理していない。それなのに明日から授業とは。精神的にも肉体的にも、手術と入院が大きかった。これによってすべてが制限され、自由に動けなくなった。退院後は本当にゆっくり歩いたし。
退院から17日後に海外に行くというのは、やはり慎むべきだった。幸いにして何もなかったが、飛行機に乗っていると不安だった。内視鏡を入れた臍のあたりが少し痛いと、怖くなって痛み止めを飲んだ。
結論から言うと、これからはスケジュールを詰め込み過ぎるのはやめにする。もう57歳なのだから。関西や都内の非常勤もやめようと思う。誘われて何でも引き受けていたらこうなったのだが、これからは少しセーブしないと。
忙しかったせいか、また少し体重が減った。通常は海外に行くと2キロ増えるのに。前にここに書いたが、チアシードを取るようになって、2キロ減った。今はさらに1キロ減っている。体調はいいし、たくさん食べているのだが、何か良くないことがあるのかもしれない。
いずれにしても、これからは下り坂だと思って、ゆっくり、ゆっくり、降りることにする。
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