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2019年6月 1日 (土)

プラスチックごみをどうする

日本のプラスチックごみが大変なことになっているようだ。2017年末に中国が外国からのプラスチックごみの引き取りを中止してから東南アジアに流れていたが、マレーシアなど各地で受け入れ拒否が始まったという。

一昨日の「朝日」によれば、日本のプラごみは2016年で約900万トン。うち100万トン超が海外に流れているらしい。私はプラごみはリサイクルすると思っていたが、実際に別の製品にリサイクルできるのはペットボトルなど23%で、60%近くは燃やしてその熱を発電や暖房に使っているという。

900万トンのうち、400万トンが家庭ごみで残り500万トンが店舗や工場の産業廃棄物。確かに自分の身近で考えても、プラごみは多い。私は自宅ではいつもペットボトルの水を飲んでいるし、外でも小さなボトルの水やお茶を飲む。料理を作ると、スーパーで買う肉も魚もプラスチックのトレイ入りで野菜はトレイかビニール袋に入っている。

肉や魚などは、買う時に水分が漏れないようにトレイをさらに薄い透明ビニールにくるんで、それをスーパーのロゴ入りの半透明の大きなビニール袋にいれる。スーパーによっては肉などにはレジで透明ビニールを個数分配る。そうでなければ、スーパーのかごから大きな半透明ビニールに入れ替える場所で、どんどん薄いビニールを使っている。

私はできるだけエコバッグを持参するし、トレイの水分はまず漏れないので透明ビニールは使わない。それでも1食分作るだけで、プラごみの量はすごい。家庭全体が工場の産廃に近いプラごみを出しているのもわかる。

3年前に過ごしたパリでは、スーパーの半透明袋は有料(0.3ユーロ=4円くらい)だから、みんながマイバック持参。野菜はそのまま綺麗に盛って並べてあり、自分で計器に載せて値段のレシートタグを袋に張り付ける形。エコ志向の強いスーパーは袋も再生紙製で、人によってはその再生紙製の袋を持参して再利用していた。これだとジャガイモを2個だけでも買えるので便利でもある。

肉も大きなスーパーだと中に肉屋さんがいて、必要な分量を切って紙に巻いてタグを張り付けてくれる。「鶏のモモ肉を2切れ」など言わないといけないので、話せないと難しいが。

一般的には、フランスはエコ思想は弱い。パリのゴミ分配は、燃やすごみと資源ごみの2種類で日本よりずいぶん大雑把。だけどどんな店も野菜や果物を美しく盛って売っている。これを各自が紙袋で量り売りで買うだけで、ずいぶん違う。一見手間に見えるが、事前に野菜をトレイに入れる作業がなくなれば、その費用もかからないはず。

私はエコ思想はあまり好きでないが、プラごみに関しては、日本のスーパーは大いに改善して欲しい。そもそも肉や野菜は、トレイに入れられた量ではなく、欲しいだけ買うのが普通だと思うし。

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