ベネチアの快楽:その(1)出だしのつまずき
実は既に3日前からベネチア国際映画祭に来ているのだが、ここ数日にアップしたのは前に書き溜めたものばかり。着いてからは初日のオープニングが是枝裕和監督の『真実』でバタバタしたが、それ以上に個人的にトラブル続きだった。
まず、スマホのSIMカードの交換がうまくいかなかった。この数年はパリで欧州2週間用のSIMカードを40ユーロ弱で買って、空港で入れ替えていた。日本で借りる携帯WIFIより安いし、持ち歩く面倒がない。電話代もコミだし、フランス人やイタリア人の友人も電話しやすい。
ところが昨年末にスマホを変えたせいか、パリの空港で買ったSIMを入れても反応しなかった。既に買ってから半年以上たっているからロックは解除されているはずだがと思いながら何度か試したがダメ。2日たってようやく余裕ができてネットで調べたら、SIMロック解除を自分で設定する必要があったことが判明。
2年前にはその作業をやったはずなのに、全く記憶にない。ようやくスマホのSIMの交換は成功した。記憶にないと言えば、スーツケースの鍵の暗証番号も忘れてしまっていた。1年前に使ったはずなのに。
そんなことより最大の失敗は、パソコンのコンセントを忘れてきたこと。間違えて最近買ったDVD再生機のコンセントを持ってきてしまい、充電ができなくなってしまった。
いろいろ考えて日本から明日着く配給会社のMさんに持ってきてもらうよう手配したが、充電できないとこのブログも今日あたりまでしか書けないかもしれなかった。Mさんが持って来るのが何かの手違いでまた違うものだったら、本当にブログは今日でおしまいになる。その時はごめんなさい。
スマホやパソコンのデジタル機器で出だしでつまずいたので、かなり焦った。だから長かった初日の夜に、是枝監督の囲み取材が終わって夜の11時に馴染みのレストラン「アンドリ」で、「スパゲッティ・アンドリ」という海の幸の名物スパゲッティを食らいついた時は本当に生きた心地がした。
ここでは食べることが一番の幸せになる。それがベネチア国際映画祭の最大の快楽かもしれない。
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コメント
ぼくも、ACアダプターを忘れたことがあります。アメリカのホテルのフロントに相談したら、量販店に行けといわれ、行ったら、いろんなメーカーに対応できる、ジャックが差し換え式のがあり、それで間に合いました。タクシー代と、アダプター代を合わせると、2万近く。PCは3万ちょっとの安もんだったのに。いまは、マイクロUSBで充電できるのを使ってます。
投稿: jun | 2019年8月31日 (土) 11時59分