スーパーが大好き
いまさらだが、スーパーマーケットが大好きだ。百貨店を巡るのも好きだが、いつも買うものがあるわけではない。それに時として意地悪な店員と話す必要がある。百貨店だと客の数が少なく単価も高いので、妙に知り合いになってしまうのも面倒くさい。
その点、スーパーはいつ行っても買うものがある。生きていくために、食料品を毎日のように買う。それでも客はたくさんいるので店員さんとも仲良くならずにすむ。顔を覚えてもらったかな、くらい。自宅近くに大きなスーパーが3軒あるが、私が一番好きなのは「丸正」。まず、一番安い。おおむねほかよりも2割くらい安いのではないか。
もちろん「安かろう悪かろう」の部分はあって、買う時によく見ないと5、6個入りのミカンなどは1個腐りかけていることもある。だから買う時はきちんと見て買うのも楽しい。
普通、スーパーは基本的な野菜は高くてもすべて置いている。人参、タマネギ、じゃがいも、かぼちゃ、セロリ、アスパラ、キャベツ、レタス、キュウリ、ピーマン、なすなど。ところが丸正はかぼちゃが高い時期は置いていなかったりする。だから事前にレシピを考えていくとうまくいかない。
あくまでスーパーに行って、安くて新鮮な野菜を見てから考える。肉は変化がないが、魚は大きく変わる。カツオやサンマはある時とない時がある。有頭の甘えびやホタルイカは丸正にはたまにしか置いていない。大好きなので見つけるとすぐ買う。すると何を作るかが急に変わる。
私は国粋主義ではないが、野菜や肉や魚に関してはなるべく国産を買う。別に外国産が不安だからではなく、2、3割高くても日本の農業や漁業を守りたいと思うから。それに、できるだけ冷凍されていないものを食べたいから。
最近はズッキーニも赤ピーマンもハーブも国産が増えてたが、外国産しかないのがアボカド。これは独特のうまみと舌ざわりがあるので、サラダに使うと便利。メキシコやチリなど中南米産しかない。一瞬触って熟したかどうかを見極めて買うのも慣れると簡単。アボカドはパリにいた時も中南米産だった。
丸正がほかの2つのスーパーに比べて弱いのはワイン。ところが最近は周囲にマンションが増えたせいか、ワインの種類も増えた。安くていいワインを見つけると2、3本買うが、これを繰り返していたら、だんだん品揃えがまともになってきた気がする。ほかにも私のような人がいるのだろう。
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