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2019年12月21日 (土)

「終わっている」日本について

私は三井住友銀行に口座を持っているが、先日ネット振り込みがうまくいかないので、フリーダイヤルに電話した。口座番号を入れたりしたが、結局は口座のある支店に電話するように言われた。

支店に電話して説明すると、「それはフリーダイヤルに」と言われるので「こちらに電話するように言われた」というと「しばらくお待ちください」。それから名前や口座番号や誕生日を聞かれた後に、「インターネット担当に変わります」。

ところがまた「どういうご要件でしょうか」から始まって名前からすべて聞かれた。私は怒って「さっきすべて伝えたけど。お宅は終わっているね」と言って切った。振り込み方法は、ネットの検索でどうにかわかった。

いわゆるメガバンクは何をしているのだろうか。そもそも私は今では給料や原稿料の振込といくつかの自動引き落としとATM以外には使っていない。余ったお金はネット系証券に移すし、どこかに振り込む時はその関連銀行を使えば手数料がかからない。定期預金も利子が少しでも高いほかの銀行でやっている。

三井住友銀行にしたのは、かつて勤めた新聞社の指定だったから。今や給料振込も自由に選べるので、もはや意味はない。単にあちこちに振込先として登録したので、変えると面倒なくらいか。ひょっとすると、個人にとってメガバンクはほとんど「終わっている」のかもしれない。

私は古臭いので、デパートが好きだ。ところがデパートで混んでいるのは、地下の食品売り場だけ。ほかの階は平日は人が少ないし、紳士服売り場に至っては、本当に誰もいない。ここでも「終わっている」と思ってしまう。あれほどの数の販売する人々の給与はどうなっているのだろうか。百貨店はブランドに販売員を出させ、ブランドはバイトを雇っているのかも。

かつては銀行や百貨店は憧れの職場だった。どちらも合併を繰り返して店舗数は減らしたけれど、それにしても「終わっている」。銀行は企業のみを真剣に相手をして、百貨店は富裕層のみを当てにしていれば大丈夫なのだろうか。

新聞やテレビも「終わっている」とよく言われる。個人的には新聞には愛着があるので終わって欲しくないが、ネットで一応の情報が得られる現代では若者にとって紙の新聞など「終わっている」代表かもしれない。

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