コロナ騒ぎで何が変わったか
天皇崩御だろうが大地震だろうが、私の生活はあまり変わらない。映画や展覧会を見て本を読み、文章を書いて人前で話す。夜は家でも外でも酒を飲む。そう思っていたが、今回のコロナ騒ぎでは少し変わった。何とスマホを見る時間が増えた。
安倍首相が2月26日に「文化・スポーツイベントの1,2週間の自粛」を言ったかと思うと、翌日には小中高校の休校を要請する。東京国立博物館などは何と翌朝の27日から休館にしてしまった。そうなるとほかの美術館はどうかなとネットを見る。学校も99%は要請に従ったというニュースを見ると、1%がどこか知りたくなる。
海外で驚くのはイタリアで、感染者が数十人だった25日頃から毎日百人ずつ増えた。そうなると少しイタリア語のできる私はイタリアの新聞のネットを読む。イタリアの新聞はすべて本拠地があるので、今回は主にミラノの新聞「コリエーレ・デラ・セーラ」紙のネットを読んだ。この数日は感染者が千人ずつ増えて、今朝のネットだと1万人を超し死者は631人。
イタリアのすべての学校や劇場を閉じ、ミラノのあるロンバルディア州など北部の州の道路を閉鎖した。スーパーで1メートル空けて並ぶ人々の写真を見たり、コンテ首相が「もはやイタリア全土が危険地帯です。家にいてください」と呼びかけるビデオを見たり。今朝のニュースだとロンバルディア州では食料品店と薬局以外は閉鎖とのこと。
日本では一昨日に「専門家会議」で19日頃までの文化・スポーツイベントの自粛が望ましいと出たのを受けて、昨日には首相や厚労省幹部が19日まで、と言い出した。私は「文化・スポーツイベント」にもいろいろあるだろうと思う。そんなことを考えて書いた文章が、朝日新聞デジタル「論座」に昨日アップされたので、ご一読を(今は全文無料)。
そこで書いたことは、美術・博物館はカラオケやライブハウスや居酒屋やスポーツジム(すべて営業中)に比べたらずっと安全な「外出」なのに、9割近く閉じているのはおかしいではないか、ということ。嬉しいのは目黒、世田谷、練馬などの区立美術館や日本民芸館、永青文庫などの小規模な美術館が開けていること。
映画館では文化村ル・シネマ、岩波ホール、早稲田松竹などが休館したが、観客の大半を占めるシネコンは続けている。ル・シネマは今日から再開。私の勝手な印象では、映画館は美術館の次に安全。
最近このブログは、映画とそれ以外を交互に書いている。美術館が閉まっているので今日は書くことがなく、こんな内容になった。
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