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2020年4月

2020年4月30日 (木)

コロナ禍で何が変わったか:その(18)閉鎖中の展覧会について書く「朝日」

一昨日の「朝日」夕刊を見て驚いた。「オラファー・エリアソン」展について、写真4枚でほぼ一面を使って大きな紹介をしたから。東京都現代美術館がとうとう開いたか、と思ったら違っていた。閉館中の美術館の展覧会について、記者だけが特別に見て書いていたのだ。

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2020年4月29日 (水)

コロナ禍時代の外食の快楽:その(1)目白・旬香亭

前に書いた通り、コロナ禍で多くの料理店が閉じたり、テイクアウト専門にくら替えした。自宅そばの昼食で一番好きな矢来町の「水町」は昼は弁当のみになった。それでも普通より200円以上下げて600円でミニちゃんこ付きだから頑張っていると思う。2番目に好きな江戸川橋の「魚谷」は閉じたまま。

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2020年4月28日 (火)

コロナ禍で何が変わったか:その(17)大学は学費を減免すべきか

最近、ネット上では学費の減免を求める署名運動が盛んになっている。「ミニシアターを救え!」プロジェクトもやっていたChange.orgを見ると、20以上の大学で学生が中心になって学費を安くしろと各学長宛に訴えている。それを取りまとめて首相宛に出す仕組みもできつつある。

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2020年4月27日 (月)

追憶のアメリカ館

昨日、コロナ禍に対するニューヨーク市衛生局の話を書いていたら、1984~85年のパリ国際大学都市の「アメリカ館」に話が至った。昨日はその後、何度かその頃のことが蘇った。隣の部屋のフィリップ君は「アメリカ館」の学生代表のような立場にあった。

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2020年4月26日 (日)

コロナ禍で何が変わったか:その(16)セックスはどうする?

最近フェイスブック経由で見つけておかしかったものに、ニューヨーク州衛生局のHPのSex and Coronavirus Disease 2019 (COVID-19)「セックスとコロナ禍」がある。元の英語サイトを見て見ると、いったいセックスはしていいのでしょうか、という問いに答えている。

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2020年4月25日 (土)

『その手に触れるまで』のシンプルな強さ

今ではもちろんプレス試写はないが、5月22日に公開(されるはず)のベルギー=フランス映画『その手に触れるまで』をだいぶ前に見た。70代後半のダルデンヌ兄弟監督の最新作だが、そのシンプルな強さに驚いた。一番の飲み頃を少し過ぎた、枯れて澄んだ感じのワインといったらいいのか。

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2020年4月24日 (金)

コロナ禍で何が変わったか:その(15)昼ご飯の悩み

「コロナ騒ぎで何が変わったか」とこれまで書いていたが、ある人からこれだけ人が亡くなっているので「騒ぎ」はまずいだろう、と言われた。個人的にはいまだに「騒ぎ」のような気がしているが、今日からは「コロナ禍」と書くことにする。

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2020年4月23日 (木)

東京タワーに並ぶ

東京タワーに登った。もちろん今は閉じているので、行ったのは夢の中だ。なぜ東京タワーに行くことになったのか、わからない。確かなのは父と母を連れていたこと。恐ろしく長い列に並んだが、列は左右に2つあった。

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2020年4月22日 (水)

日本統治下の朝鮮映画について:その(4)『韓国映画100選』を読む

昨年末に『韓国映画100選』という本が出た。もともと2013年に韓国で出た本の翻訳だが、それ以降の5本を日本側で足している。足した一番最後に『パラサイト 半地下の家族』(2019)があって、いい感じのリストになっている。大判のA4サイズで、各作品に見開きで解説がたっぷり。

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2020年4月21日 (火)

映画館が閉じた後の新聞の映画面についてもう1度

コロナ騒ぎでどの新聞の文化面も苦労している。映画も演劇も音楽も劇場が閉まり、美術館も休館。文学・哲学などそもそものメディアが本以外は、DVDやディスクでなければ、ネット配信などの「代用物」しかない。さて映画面の工夫も限界に近づいている。10日(金)の紙面で大胆に変えたのは「読売」だった。

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2020年4月20日 (月)

コロナ騒ぎで何が変わったか:その(14)オンライン会議をやる

会社に勤めていたら、コロナ騒ぎの今は在宅でオンライン会議をやっているだろうが、大学だとそう簡単にはいかない。会社はPCなど必要な機材は貸与してくれるが、大学はだいたい自前が普通。幸い、私の大学はノートPCを一台貸してくれているが、それにはWEBカメラがついていなかった。

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2020年4月19日 (日)

『ヌメロ・ゼロ』の生ぬるいおかしさ

ウンベルト・エーコの最後の小説『ヌメロ・ゼロ』を読んだ。1年ほど前に文庫になった時に買ったが、先日本棚の本を見ていたら裏表紙に「闇に葬られた真実の告発を目指し、創刊準備号(ヌメロ・ゼロ)に取り組む記者たち」と書いてあって興味が湧いた。

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2020年4月18日 (土)

日本統治下の朝鮮映画について:その(3)『迷夢』から『朝鮮海峡』へ

1936年の『迷夢』は朝鮮映画で現存する最初のトーキー映画である。日本統治下であっても、すべての会話は朝鮮語で日本の要素はほぼない。この映画は自由を求めて夫を捨てて京城の街を彷徨うモガを、当時の三大女優の一人、文藝峰(ムン・イェボン)が演じる。

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2020年4月17日 (金)

コロナ騒ぎで何が変わったか:その(13)本をめぐって

4月も半ば過ぎなのにまだ大学の授業は始まらないから、家に籠っている。さぞ、読書が進むだろうと思われがちだが、そうでもない。私の場合は論文を書くために読む本(これは読書ではない)以外は、あいた時間に読む。

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2020年4月16日 (木)

ドイツ占領下のフランス映画を見る:その(2)『高原の情熱』

フランスのジャン・グレミヨンという監督は不思議な位置にある。ほぼ同世代のジャン・ルノワールのように、ヌーヴェル・ヴァーグの若い監督たちが絶賛してどんどん評価が上がっていったわけではないが、長い年月がたつうちに「尊敬すべき」監督になった。

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2020年4月15日 (水)

急に高くなった展覧会の入場料

都内のすべての美術館・博物館も閉じたので書くことがないので、今日は展覧会の入場料の変遷を調べた結果について書く。入場料金はチラシには書かれているが、各美術館・博物館では保存していても、さすがに個人ではもう持っていない。かつてチケットはよくためていたが、そこには料金は書かれていないことが多い。カタログにもない。

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2020年4月14日 (火)

日本統治下の朝鮮映画について再び:その(2)『迷夢』

都内のすべての映画館が閉じて1週間。試写もない。だいぶ前に試写で見た5、6月公開(できるのか)の数本を除くと、もうスクリーンで見た映画について書くことはできない。従ってこれから「喪が明けるまで」(そんな感じがする)は、DVDか配信で見た映画について書くつもり。今日は、数日前に見直した『迷夢』(1936年、英題Sweet Dream)に触れたい。

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2020年4月13日 (月)

コロナ騒ぎで何が変わったか:その(12)散歩を始める

私は昔から「散歩」というものが、苦手だった。理由は「そんな暇はない」で、その分スポーツジムに行く。あるいは毎日の移動を走る。授業から試写会へ、会議から飲み会へと毎日走る。ところがスポーツジムは閉じ、授業も試写会も会議も飲み会もなくなった。そこで健康のために散歩が始まった。

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2020年4月12日 (日)

『巨人伝』についてもう一度

伊丹万作の『巨人伝』(1938)についてもう一度書く。この映画は神保町シアターの「生誕百年記念 映画女優・原節子」で見たが、18歳の原節子は真ん中を過ぎてからの後半にしか出て来ない。そのうえ、洋装はよく似合うがお世辞にも演技がうまいとは言えない。

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2020年4月11日 (土)

コロナ騒ぎで何が変わったか:その(11)新聞の映画面

このブログをお読みの方はご存知の通り、私は金曜日は、朝日、読売、毎日、日経の夕刊各紙を駅の売店で買う。コンビニでは夕刊は売っていないし、最近は駅の売店が減ったが、何とか探す。もちろん映画面を読むためで、昨日も買ったが今回は異変があった。

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2020年4月10日 (金)

コロナ騒ぎで何が変わったか:その(10)オンライン授業

当然だが、大学もオンライン授業になった。大学によっては今週の月曜から始まったところもいくつかあるが、多くは来週以降で私の本務校(という言い方をするそうな)は連休明け。本来なら4月6日から始まるはずだったが、20日からになった。それからさらに1週間後に伸びた。

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2020年4月 9日 (木)

映画館最後の『ようこそ、革命シネマへ』

一昨日の7日(火)までで、すべての都内の映画館が閉じた。その日に最後に見たのが、スーダンの監督が撮った『ようこそ、革命シネマへ』。かつて映画監督だった老人たちが集まって、映画館を作る話と聞いて心が躍った。「最後の映画」にふさわしいかも。

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2020年4月 8日 (水)

コロナ騒ぎで何が変わったか:その(9)映画館と保健所

とうとう「緊急事態宣言」が出た。昨日の夕刊や今朝の朝刊にこの文字が真っ黒に白抜きで大きく踊っているのを見ると、やはりドキッとする。これは「天皇崩御」などより強くて、「東北で大地震」とかむしろ「米国に対して宣戦布告」というレベルにも見える。ところが身近な風景は何も変わっていない。

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2020年4月 7日 (火)

伊丹万作の『巨人傳』を見る

前から見たいと思っていた伊丹万作の『巨人傳』(1938)を神保町で見た。この監督は伊丹十三の父だが、映画史的には「知られざる巨匠」といった感じか。今、DVDになっているのは、ドイツとの合作の『新しき土』(37)しかない。

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2020年4月 6日 (月)

コロナ騒ぎで何が変わったか:その(8)

高校生の終わりか大学生の初めに影響を受けた本に加藤周一の『雑種文化 日本のかすかな希望』があった。「雑種文化論」として有名だが、簡単に言うと、日本は昔から世界中の文化を真似しながら自己流に変えてきたというもの(のはず)。

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2020年4月 5日 (日)

『世界でいちばん貧しい大統領』を見る

土日に開いている映画館が少ない。そんな中でどこかで見たいものはやっていないかと探して見たのが、エミール・クストリッツァ監督の『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』。土曜の午後なのに地下鉄も映画館も人影がまばらで、まるで悪いことをしているような気がした。

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2020年4月 4日 (土)

春休みに分厚い本を読む:その(3)

また四方田犬彦氏の分厚い本を手にしている。2013年に出た『ルイス・ブニュエル』で、700ページ近くある。内田吐夢は8年も満州にいたが、スペイン生まれのルイス・ブニュエルはアメリカ経由で1946年にメキシコにわたり、65年までに合作を含む21本のメキシコ映画を撮った。

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2020年4月 3日 (金)

『ビッグ・リトル・ファーム』は必見!

自殺した近畿財務局の赤木氏の手記全文を載せた『週刊文春』を買ったが、その衝撃と共に買って良かったと思ったのは、映画欄。『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』に中野翠さんなどのうるさ型の5名が全員4つ星か5つ星をつけていた。新聞各紙の映画評ではほとんど取り上げていなかったのに。

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2020年4月 2日 (木)

コロナ騒ぎで何が変わったか:その(7)

今週になって、映画のプレス試写中止のメールが続々と来ている。確かに試写室は狭いうえに混む。たぶん映画館のようには換気もきちんとしていない。そのうえに、何をしているのかわからないようなヘンな人も多い。そろそろ私も行くのをやめようかと思っていた。

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2020年4月 1日 (水)

『海辺の映画館』を見て

大林宣彦の『海辺の映画館―キネマの玉手箱』を試写で見た。4月10日に公開予定だったが、延期になったようだ。私は前作の『花筐/HANAGATAMI』(2017)がかなり好きだったので期待したが、そこまではなかった。それでも見る価値は十分にある。

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