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2020年4月10日 (金)

コロナ騒ぎで何が変わったか:その(10)オンライン授業

当然だが、大学もオンライン授業になった。大学によっては今週の月曜から始まったところもいくつかあるが、多くは来週以降で私の本務校(という言い方をするそうな)は連休明け。本来なら4月6日から始まるはずだったが、20日からになった。それからさらに1週間後に伸びた。

その頃はまだ収束して普通の授業ができるかもという期待もあった。ところがそれが難しそうということで、オンライン授業を前提に連休明けに変わった。結果的に、今はオンライン授業について教師が学ぶ期間になった。

オンライン授業は大きく言うと、3通り。まず、課題を出してそれにコメントをつけて返す、つまり昔の通信教育と同じ。今は郵便ではなくてネット上で課題を出し、提出もコメントもネット上でできる。

2つ目は録画。ユーチューブなどに期間限定で毎回分の授業を録画する。でももしほかの人に見られたらと考えると、ちょっと困るかもしれない。別にヘンな話はしないが、いささかあやふやなことも言うかもしれないので。学生以外には見られない方法もあるらしいが、まだ私は知らない。

3つ目はライブ配信。自分の顔を見せたり、パワポなどの資料に切り替えたりしながら、声を出して話す。この場合は、パワポなどの基礎資料はネットにあげておく必要がある。学生がネット環境ほかの理由で見られなかったりするといけないから。

名古屋大学の「オンライン授業に初めて関わる教員のための教授法」によれば、意外なことに3が一番、簡単で効果が上がりやすいという。一番難しいのは2で、これは相当に準備をしないと、学生はモチベーションは上がらない。そもそも3だと、ある曜日の決められた時間にパソコンやスマホを用意して待つ、というだけでダラダラにならない。

いつまでにこれを見ておいてください、だとやはり学生はため込む。毎回「見てから書く課題」を出すといいらしいが、課題を考えるのも、それを読んでコメントをつけたり採点するのも、大人数の授業だと大変になる。

やはりライブ配信だとわかりやすい。パソコンに慣れず、パワポも使っていなかった先生は、黒板を使って「無観客」授業をして、それを助手に撮影してもらうこともできる。私はパワポを見せながら解説しようと思っているが。

そこで問題になるのが、映像をどう見せるか。私の大学ではメールアドレスをグーグルに頼っているため、オンライン授業もグーグルのClassroomやMeetを使う。Meetの画面共有でDVDから出る映像に切り替えると、映像が写らないことが判明した。著作権の切れた映像でも、VHSを変換した自作のDVDも同じ。

ちなみにユーチューブ映像をダウンロードして見せると、これは時々カクカクになるが、何とか見られる。そこでテレビにDVDを写してそれをスマホで撮ると、かなりきれいに流れた。何だか大変なことになってきた。

実は私はこれまでテレビ電話さえしたことが一度もなかった。スカイプとか顔がヘンに映るし、気持ちが悪いと思っていた。電話で声だけで相手を想像するというのが好きだった。どんな格好をしていても出られる。本当のところは、声だけの授業をしたい気がする。

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