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2020年5月

2020年5月31日 (日)

映画館はなぜ「ステップ2」か

昨日30日(土)から映画館が開くという話だったが、なぜか月曜からになった。映画館によっては土曜から始める準備をしていたようだが、金曜午前中には「ステップ2」は1日(月)からというニュースが流れた。映画は土日が儲かるのに。

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2020年5月30日 (土)

追憶のアメリカ館:その(8)大学

1984年夏から1年間過ごしたアメリカ館は、私にとっては寝るために帰る場所だった。朝9時からの大学の授業に行き、夕方から映画を見たり、友人と食事をしたり。大学は前に書いた通り、パリ第三大学と第七大学の2つに登録して学生証を2つ持っていた。

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2020年5月29日 (金)

本を書いて考えたこと:その(1)

新潮新書で『美術展の不都合な真実』を出して10日ほどたつが、この本については書く前からいろいろなことを考えた。もともとは出したことさえ秘密にしておくつもりだった。題名からして「暴露本」みたいで恥ずかしいし、今は「映画の先生」なのだから。

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2020年5月28日 (木)

美術館はどこが、いつ、どう開けるのか:その(3)東京も再開

先日書いた関西の美術館・博物館に続いて、ようやく東京の美術館・博物館が動き出した。東京国立博物館は2月末に閉める時も都内の国立館で一番早かったが、開ける判断も早い。一昨日には6月2日(火)から開館と出た。

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2020年5月27日 (水)

オンライン授業でわかったこと:その(5)

オンライン授業を始めて驚いたのは、学生の出席率がかなりいいことである。もちろん教室ではないので、実際に顔を見るわけではない。グーグルのMeetの画面に入場者数が出るからわかる。10人~20人の授業だとほぼ全員出席。

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2020年5月26日 (火)

「楽しいことならなんでもやりたい」:続き

先日のブログに別の友人から反応があった。大学院で同級生だった石坂健治くんで、彼は今や(私がいつも批判する)東京国際映画祭のアジア部門のトップで、かつ日本映画大学映画学部長の要職にある。そんな彼がメールで、陽水と私に近いものを感じていたという。

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2020年5月25日 (月)

ユーチューブで映画を見る:その(2)『東京の宿』

小津安二郎監督の『東京の宿』(1935)も、かなりいい状態でユーチューブで見ることができる。日本にトーキーが導入されたのは1931年の松竹の『マダムと女房』からだが、小津は同じ松竹なのにその後もサイレントにこだわり続けた。

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2020年5月24日 (日)

追憶のアメリカ館:その(7)

1984年から85年のアメリカ館には、前に書いた武田潔さん以外にも個性的な日本人が多かった。武田さんは既に2、3年前から住んでおられたが、仏文学者、評論家として有名な中条省平さんは私と同じく84年秋の入居だった。

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2020年5月23日 (土)

「楽しいことなら何でもやりたい」

前に書いたように『美術展の不都合な真実』という新書を出した。アマゾンではそこにレビューを書くことができる。今朝の時点で4つ書かれていて、みなさん4点とか5点とか高い評価を与えてくれている。そのうち5点をつけた「カワシマ」という人の書いた文章が妙に気になった。

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2020年5月22日 (金)

『ペイン・アンド・グロリー』の哀しみ

映画館が少しずつ再開してきた。6月19日公開のペドロ・アルモドバル監督『ペイン・アンド・グロリー』は予定通り行くと考えてアップする。見たのは3月か。私は前作『ジュリエッタ』(2016、本当は発音からすると「フリエタ」のはずだが)が大好きだったので、今回はまたあの路線を期待したが、別の違う方向に行った。

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2020年5月21日 (木)

美術館はどこが、いつ、どう開けるのか:続き

地方では既に先週末から公立の美術館・博物館が開き始めたが、大都市での再開もだんだん始まりつつある。5月26日(火)から京都市京セラ美術館と大阪市立美術館が開くことが発表された。ここで驚いたのは、京都市京セラ美術館の入場方法。

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2020年5月20日 (水)

オンライン授業でわかったこと:その(4)

オンライン授業も2週目に入って慣れたので、これからは自宅からやるかと思っていたが、大学に行ってよかった。Meetで生中継で話している時に、パソコン画面がフリーズしてしまったのだ。画面が真っ黒でどこを押してもそのまま。

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2020年5月19日 (火)

カラスをじっくり見る

昔、フランス人の美術館長が「日本にはカラスが多くて気味が悪い」と言ったのを覚えている。その時彼は我々日本人と揉めていたので、何かと不快感を表明したかったのではないかと受け取った。しかしやはりフランスでは、カラスは不吉な意味を持つようだ。

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2020年5月18日 (月)

ユーチューブで映画を見る:その(1)『アルプス颪』

前に書いたように、オンライン授業の準備のためにユーチューブで映画を探すようになった。「DVDで見ておいてください」と言ったり、授業中に映写したりできないから。1953年までに公開された映画は原則として著作権が切れているので、かなりの数がユーチューブで見つかる。なかには画質のいいものもある。

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2020年5月17日 (日)

追憶のアメリカ館:その(6)

先日、友人から「追憶のアメリカ館:その(4)」で書いた「北海道のMさん」はどうなったのかと質問が来た。そこで、アメリカ館の生活の前に少し戻りたい。Mさんは8つ上のきれいな方だった。

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2020年5月16日 (土)

コロナ禍と酒:その(1)

コロナ禍のこの2カ月ほど、実は体調がいい。大学が始まらず家に籠っていたから運動不足のはずだが、よく眠れる。理由は簡単で、飲み会がないから。会社員を辞めたら飲みに行かないかと思ったが、そうではなかった。大学に移ってからむしろ増えて、週に2、3回は行く。

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2020年5月15日 (金)

オンライン授業でわかったこと:その(3)

私は今日は授業がないので、とりあえず月曜から始めたオンライン授業の1週間は終わった。ようやく、技術的には「声が出ません」とか「何も写っていません」はほぼなくなった。この数日で一番感じたのは、「パフォーマンスでごまかせない」ということ。

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2020年5月14日 (木)

1時間で読んだ『猫を棄てる』:続き

村上春樹の新著『猫を棄てる』は1時間で読める本だが、その後に「怒涛のオンライン授業」を繰り返していたら、もう中身を忘れてしまった。しかし妙に何かが残った記憶があるので、読み返しながらもう一度考えてみた。

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2020年5月13日 (水)

追憶のアメリカ館:その(5)

今思うと、1984年夏から1年間のパリの国際学生都市・アメリカ館では、いい出会いがいくつもあった。まず、映画研究の先輩としてその時から今に至るまでお世話になっている早大の武田潔さんが、偶然に私の2階の部屋の真上に住んでおられた。誰かに紹介してもらったと思うが、最初のきっかけが記憶にない。

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2020年5月12日 (火)

オンライン授業でわかったこと:その(2)

私が教える大学は、昨日が最初の授業だった。予定より5週間遅れたからオンライン授業を十分に準備をする時間があったはずだが、やはり実際にやってみると思い通りにはいかない。最初が200人の授業なのがきつかった。

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2020年5月11日 (月)

コロナ禍で何が変わったか(20):マスク社会

コロナ禍においては人が集まるのはよくないはずだが、私の近所の神楽坂駅から飯田橋駅までの神楽坂通りはずいぶん混んでいる。土日などはまるでお祭の時のように多くの人が歩いている。違うのは、まるでSF映画のようにみんながマスクをしていること。

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2020年5月10日 (日)

1時間で読んだ『猫を棄てる』

村上春樹の新刊エッセー『猫を棄てる 父親について語るとき』を読んだ。大きな字の小さな本で後書きも入れて101ぺージ、1時間ほどで読み終えた。私は昔から村上春樹のファンではない。ある評論家が書いたように「結婚詐欺師」とは思わないが、主人公のどこか気取った生活ぶりに違和感があった。

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2020年5月 9日 (土)

追憶のアメリカ館:その(4)

アメリカ館で暮らす前に行った北フランスのコンデット村での1週間に研修についてもう少しだけ述べておきたい。その1週間はある意味ではその後の1年間より楽しかったから。参加したメンバーの構成が微妙だった。

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2020年5月 8日 (金)

「オンライン授業」でわかったこと:その(1)

実は「オンライン授業」は、私が教える大学ではまだ始まっていない。本来ならば4月6日からだったのが、2回延期になって来週11日(月)からになった。もちろん「対面授業」(なんという表現!)はできない。

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2020年5月 7日 (木)

コロナ禍時代の外食の快楽:その(3)

私は昔からラーメン屋は好きではない。小さい頃は近所のラーメン屋さんの脂ぎったスープの匂いが嫌だったし、働き始めてからはラーメンを食べるとむかむかして仕事が捗らないのに気がついた。

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2020年5月 6日 (水)

美術館はどこが、いつ、どう開けるのか

最近ちょっと驚いたのは西村経済再生担当大臣が突然3日に美術館、博物館、図書館の再開に言及したこと。これは「経済再生」とはあまり関係ないし、なぜ専門家会議や首相の記者会見の前日に出てきたのだろうか。彼は新型コロナ対策担当大臣でもあるのだが、これを言うとしたら文科大臣のはず。

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2020年5月 5日 (火)

コロナ禍で何が変わったか:その(19)買物とゴミ

毎日家にいると買物ばかり行く。昼ご飯は気分転換も兼ねて辛うじて開いているお店に行くが、朝と夜は家で作って食べる。とにかく「テイクアウト」はエサのように感じるので、できるだけ避けたい。

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2020年5月 4日 (月)

追憶のアメリカ館:その(3)

1984年9月にアメリカ館に住み始める前に、私は7月末にパリに着いた。そこで旅行会社が予約した当時の自分には高級すぎるマドレーヌ広場の三ッ星ホテルに泊まり、翌日TGVでディジョンに向かった。そこで1カ月外国人向けのフランス語夏期講習を受けるためだった。

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2020年5月 3日 (日)

映画館が閉じた後の新聞の映画面について:その(3)

最近のこのブログはすべてシリーズ化している感じがするが、映画館も美術展も閉じており、本も読まない(今は論文関係しか読む時間がない)ので書くことがないからだが、まあお付き合いを。映画館が閉じてからの金曜夕刊の新聞の映画面は、各紙のカラーが定着してきた。

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2020年5月 2日 (土)

コロナ禍時代の外食の快楽:その(2)矢来町の「ボン・グゥ」など

「フレンチ前菜食堂」と銘打った矢来町の「ボン・グゥ神楽坂」が8年前にできた時は衝撃だった。美容室の2階で簡素な内装だが、とにかく前菜の種類が豊富。値段は居酒屋並みに安くて一品数百円からあるし、ワインも安くていいセレクション。たちまちにファンになった。

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2020年5月 1日 (金)

追憶のアメリカ館:その(2)

アメリカ館について思い出すと、なんだか楽しくなってくる。私は1984年の9月に住み始めたが、運よく2階の角部屋で3つの大きな窓が広がっていた。たぶん30平米くらいあって、ほかの館よりも広かった。福岡の実家の狭い部屋に比べたら、天国かと思った。

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