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2020年5月11日 (月)

コロナ禍で何が変わったか(20):マスク社会

コロナ禍においては人が集まるのはよくないはずだが、私の近所の神楽坂駅から飯田橋駅までの神楽坂通りはずいぶん混んでいる。土日などはまるでお祭の時のように多くの人が歩いている。違うのは、まるでSF映画のようにみんながマスクをしていること。

しばらくの間は、日本でも専門家はマスクにはあまり効果がないと言っていた。写真で見ると欧米ではロックアウト中もマスクをしていない人が多かった。ところが最近は国内でも欧米でもマスクを奨励している。欧米では外出禁止を解除する時に、公共交通機関の利用でマスクが義務づけられた国も多い。

確かに唾は飛ばないし、何より自分が口や鼻を触ることがなくなる。それでもマスクは気持ちが悪い。私は外出の時はマスクを持ち歩き、人が多い場所を歩く時や地下鉄に乗る時だけマスクをする。誰もいない道をマスクなしで歩いていると、向こうから歩いてくる人がジロリとこちらを見て道の端に逃げることも多いが。

もともと日本人はマスクが好きだ。花粉症もあって、特に春になるとマスクをしている人が多い。たまに年中マスクをしている学生がいるが、聞くとみな親に言われたからだと言う。私は人前で発表する時だけはマスクを外させるが、普通は何も言わない。本当は外して欲しいけど。

誰かが書いていたが、昔から欧米だとサングラスはOKなのにマスクは評判が悪い。日本だとサングラスは「ちょっとへんな人」だが、コロナ禍の前はパリでマスクをしていたら「完全にヘンな人」だった。ヘンな日本の写真の代表が、半分以上がマスクをして渋谷のスクランブル交差点や東京駅を歩く光景だった。

イスラム教のブルカやヒジャブがフランスなどで禁止されたのは、マスクと同じで顔を隠すからだという説がある。口と鼻を隠すのはOKなのが東洋で、目を隠していいのが西洋なのか。

私がマスク嫌いなのは、まだどこかにフランスかぶれが残っているからかもしれない。それでも今はマスクを持ち歩く。2回りくらい小さい「アベノマスク」2枚も届いた。これをするとすぐにわかるので、安倍を支持するように思われたら嫌だから使わない。

私は以前にアマゾンで中国の怪しい業者から買った(届くのに3週間かかった)マスクがまだ50枚以上ある。今ではマスクはタピオカ屋でも売るようになったから、アベノマスクは何だったのか本当にわからない。

これから、感染者がずっと少なくなっても、マスクをする習慣は続きそうな気がする。私はできるだけそれを守りたくない。へそ曲がりだからではなく、大きく息を吸って深呼吸するのが大好きだから。今は、人のほぼいない朝6時前にマスクなしで散歩するのが一番楽しい。

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