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2020年6月 5日 (金)

コロナ禍で何が変わったか:その(21)危機を語る人々

コロナ禍で深刻そうに危機を語る人はどこか信用できない。「ロックダウン」とか「東京アラート」とか意味のないカタカナを使って得意そうになっている都知事は、どう見てもインチキに見える。彼女の最近の言動を7月のに向けた選挙運動と言う人がいるが、本当にこれで当選するなら怖い。

首相は、2月末に専門家や文科省に相談せずに突然小中高校を休校にした。そもそも未成年者は感染者が少ないし、死者はいない。ようやく最近になって登校が始まったが、半数ずつ登校させたり、それでも机のまわりにシールドを作らせたり、とんでもない有様が報道されている。

3カ月も自宅学習にして、登校しても普通に戻らないとは、今の子供たちはどうなるのだろうと思う。彼らの教育を受ける権利をどう考えているのだろう。その一方で既に居酒屋の夜10時までの営業を許可しているのだから、よくわからない。なぜ居酒屋は美術館や博物館と同じ「ステップ1」に入ったのか。この意味不明の3ステップ制は都知事だったが。

都知事は大阪府知事が独自基準で解除を始めたのがよほど悔しかったのか、「東京アラート」なる言葉を編み出して都民を煙に巻いている。彼女についてはカイロ大学主席卒業が真っ赤なウソという暴露本が出ているが、既に概要は週刊文春で読んだので買うべきか迷っている。

首相に戻ると、「アベノマスク」のような大失策までやらかしてしまった。4月初めに配ると宣言していまだに半数は届いていないというから、開いた口が塞がらない。そのうえ、異様に小さい。我が家にも来たが、「アベノマスク」は海外でも既に有名らしいのでお土産にしようかと考えている。

私の勤務する大学もそうだが、首都圏のほとんどの大学は前期をオンライン授業のままにする。理由は、地方や外国にいる学生がいるから不公平になる、長距離通勤の学生は満員電車が危険、大教室での授業は3密になるなどだが、個人的にはよくわからない。

どこの大学もHPに「オンライン授業を継続するため、海外や地方から首都圏に移動する必要はありません」と書かれている。今、首都圏の大学の学生で地方や外国にいる学生がどれだけいるのかわからないが、そのために何カ月も対面の授業をしないというのはどこかおかしくないか。単に学内での感染者を出す責任を負いたくないだけではないかと思ってしまう。

小中高校や大学は、居酒屋でもライブハウスでもスポーツクラブでもない。この3つはクラスターになっているが、学校は映画館や美術館や図書館と同じでなっていない。なぜか学校やステップ2に入れられた映画館が危険視され過ぎていると思うのは私だけだろうか。

戦争だと言ったマクロン仏大統領やトランプ米大統領もそうだが、危機を語る人の顔を見たり文章を読むと、だいたいどこかおかしい。

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コメント

真っ赤に染まった都庁は、私には悪の巣窟にしかみえません。悪の総統が住んでいそうです。恐怖で人々を支配するイメージそのものです。

投稿: 石飛徳樹 | 2020年6月 5日 (金) 09時20分

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