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2020年7月13日 (月)

カボチャができるか

コロナ禍のテレワークでベランダ菜園が流行しているという記事を読んだ。私の場合はコロナ禍と関係ないが、久しぶりに出かけた映画館でドキュメンタリー『花のあとさき ムツばあさんの歩いた道』 を見たら、来場者プレゼントで「サカタのタネ」からベランダセットをもらった。

開けるとコスモスの種と乾燥した土がついていた。ベランダにはかつてハーブや観葉植物を育てた鉢が3つあった。土も少し残っていたので、6つあった乾燥土をそのうえに乗せて種をまき、水をかけた。

数日たつと驚くことに芽が出てきた。これが日に日に大きくなるが、今ある土は半分は埃やゴミのせいか茎が横に倒れてきた。私は急に近所の園芸店に土を買いに行った。「ベランダの観葉植物や花用の土をください」と言ったら「培養土」というのを出してきた。500円の一番小さいサイズを選んだが、それでも大きい。

さっそく3つの鉢にその土をかぶせた。コスモスの乾燥土を支える形できちんと埋めた。これで数日はコスモスの茎が安定しているように見えた。ところがある日、鉢の1つから別の芽が出てきた。数日たつとどんどん大きくなる。10日ほどで5センチほどの大きな葉っぱをいくつも広げ始めた。コスモスは完全に栄養を取られたのか、どれも枯れてきた。

その頃にはほかの2つの鉢からも同じような芽が出てきた。私はかつてこの鉢にレモン、リンゴ、カボチャの種を埋めたことがある。どれが育つのかと面白くなって、一番大きな葉っぱを植物名をあてるアプリにかざしてみた。たちどころに「かぼちゃ」と出てきた。実はレモンかリンゴを期待していたのだが。もはやコスモスは完全に駆逐された。かぼちゃの葉は毎日大きくなっている。

実は自宅ではもう1つ「緑」が育っている。スーパーで98円で買った豆苗をよく見たら、茎を切って食べた後に種の部分に水を入れるともう1度芽が出ると書いてあった。おもわずやってみると、翌日から少し芽が出始めた。1週間もたつと最初に買った時より大きな茎に成長した。

おもしろいのは、太陽光を求めて茎が一斉に動くこと。半日もたつとすべての茎が太陽の方向を向いている。意地悪をして逆向きに置くと、またその方向を向く。何だかいじらしくて食べるのが惜しくなってしまった。ネットを見ると、食べるのは2回が限度という。さすがに98円で何度でも食べられたら商売にならない。

豆苗はすぐに食べられるが、さてかぼちゃを食べられる日は来るのだろうか。

 

 

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