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2020年8月29日 (土)

スウォッチ時計の話

私はスウォッチの時計をたくさん持っている。理由は簡単で、20年ほど前にある広告会社の知り合いから「スウォッチ・グループ・ファミリーセール」に誘われたから。一度葉書を持って行ってみたら、その安さに驚いた。店頭に置いていたものや数年前の型が多かったが、7割引き、8割引きだった。

一度セールに行って住所を書いたら、年に2回案内が来るようになった。1度に2名入れたので、会社の同僚を連れていくことも多かった。最初はスウォッチ・グループのロンジンの高級時計をいくつか買った。それらは今でも使っているが、だんだんスウォッチの安くて楽しい時計を集めるようになった。

1万円前後のものが、1000円~3000円で買えたので、会社で送別会のプレゼントなどに使ったり、接待でご馳走になった相手に渡したり。何年もセールに通うと、いつの間にか自分用にも10数本買った。なかにはかなり気に入ったものもあった。ところがスウォッチの時計は壊れやすい。よく使う時計は、2、3年もするとベルトのあちこちがおかしくなった。

スウォッチは買い替えを狙って、わざと貧弱なベルトを作っているに違いない。この3、4年はセールの案内は来なくなったが、部屋の隅にはベルトが壊れたスウォッチの時計が10個ほど溜まっていた。先日ダニ退治の薬を撒いたように、この夏は部屋の長年のゴミや残留物を処分している。そこで壊れたスウォッチの山に手を付けた。

ネットで調べてカスタマーサービスに電話したら、スウォッチの直営店に持っていけば、本体が壊れていなければベルトは交換できると言われた。自宅から一番便利そうな直営店は池袋東武にあったので、とりあえず新しめの5個を持って行った。そこは小さな店で40代くらいの女性が1人いた。

袋から取り出すと、「ずいぶん懐かしい時計ですねばかりですね」と言われた。電池を交換してみて動くものは本体が壊れていないので、ベルトは交換できるとのこと。まず2つは全く動かないので、ダメ。2つは動いたので1個3500円の新しいベルトを選んだ。一番好きだった赤い時計は時刻を合わせるリューズがもげていて、これもダメ。

それでも2個復活したので嬉しかった。ダメになった3個は壊れたベルトを取り外して、文字盤だけ保存することにした。実はあと5個あるので、また持っていこうと思う。驚いたのは電池は無料で交換してくれたこと。これまで近くの時計屋で1000円や1500円で交換していたのに。というわけで、過去に私からスウォッチをもらった方は本体が無事なら簡単に再生できますよ。

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