5年ぶりにパソコンを買う
5年近く前に買ったパソコンを買い替えた。2015年秋に、フランスで半年過ごす前にと思って買ったパソコンがおかしくなったから。かつて大学から支給されていたヒューレットパッカードのパソコンは重いうえに動きが鈍かった。そこで買ったばかりの1.3キロの東芝ダイナブックのパソコンは大活躍だった。
1年と少し前になくなった所沢校舎の授業に持って行き、もちろんフランスにも持参した。そこから欧州各地に行った。さらに早稲田や上智や関学での非常勤先にも持って行った。ところが1年前に大学から支給されたパソコンは、自分のより軽い1.1キロのダイナブックだった。自分のダイナブックがだんだん動作が遅くなったので、持ち運ぶのに便利な支給パソコンを主に使うことにした。
ところがコロナ禍でオンライン授業をすることになり、支給パソコンにはWEBカメラがついていないことが判明。急遽、自分のパソコンを再びメインに据えた。動きが鈍いので、写真など重いファイルを全部USBに移し、オンライン授業でフル活動に。
するとあちこちの部品が壊れてきた。接続部分の金属がもげたり、キーの反応がおかしかったり。最近は突然画面が真っ暗になることもあった。前期の授業を何とか乗り切って、いよいよ買い替え時とビックカメラに行った。
別にダイナブックにこだわることはなかった。パソコンのフロアーを一巡すると、私が買いたいノート型の軽いウィンドウズの最新型は7万円から30万円くらいまであった。もちろんこの値段の差がさっぱりわからない。
かつて評判のよかったパナソニックのレッツ・ノートシリーズはだいたい20万円以上。ダイナブックはそれより安かったので、ダイナブックで15万円以内、1キロ未満と決めて、店員さんに聞いた。するとどうしても20万円近くになった。ではほかのメーカーにするかと考え始めたら、店員さんが「数日後にお届けだと安くなります」
彼は私をダイナブックコーナーの奥に連れてゆき、そこに控えている上司らしきおじさんに引き継いだ。すると彼は手元の資料を眺めてパソコンを叩きながら話す。「799グラムのものを13万円前後でお売りできますが、4週間かかります」「それは困ります」「あっ見つかりました。4営業日出荷で859グラム、15万円を少し切ります」「現品は見ることができますか」「機械はアレと同じです」
指さされて見に行くと、20万円超のものがあった。触るといい感じなので得した気になって「ではOKです」。すると「では彼女に引き継ぎます」と女子大生のような女性店員がどこからか現れた。メガネの彼女が甲高い声で書類を説明し始めたので、私はいよいよ気分がよくなった。続きは後日。
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