体温マニア
この1年ほど、毎朝体温を測っている。大学でも「健康管理システム」で大学生に一日2回の入力を義務付けたこともあって、自分も朝起きたら体温計を当てることにした。こういうものは習慣にした方がいいので、朝起きてトイレに行って水を飲み、それから測る。
測ったらすぐに時間と体温を手帳にメモした。こうすると忘れた時は記録がないので、気がついた時に測ればいい。半年ほどは10年ほど前から使っているオムロンの体温計を使っていた。ところが毎日測っていると、これがかなりおかしくなっていることに気がついた。
ある日35.5度になったのでもう一度測ると36.3度とか、37.3度が36.8度になったりした。これは半分壊れていると思い、買うことにした。最初は映画館でやるような非接触型がカッコいいと考えた。アマゾンで見ると中国製が2000円台で売っていた。買おうかと思ったが、コメントを見ると相当にひどいようだ。
どうも非接触式は1万円くらい出さないと駄目らしい。そこで普通の体温計に戻って比較した。安いのは1000円を切るものもあるが、だいたい2000円から3000円くらいが多い。これまでのは10秒で予測が出たが、20秒のものを選んだ。さらに10分で実測もできるものを選んだら、2000円台半ばのテルモ製にたどり着いた。テルモのHPも見て、最新型を選んだ。
使ってみて納得。これはブレが少ないし、数分たって2度測ってもほぼ同じ温度になる。10秒が20秒になるとずいぶん長く感じるが、正確な方がいい。これを使い始めたら、かなり安心感が増した。
今回の緊急事態宣言が出てから、私の大学では教員も入口で検温をするようになった。警備員さんが額ではなく手首に当てるが、なかなか温度が出ない。その体温計はアマゾンで見た一番安いタイプに近い。温度が出ないのを謝る警備員さんがかわいそうで、「もっと性能のいいものを買うように会社に言った方がいいですね」と言ったら苦笑いしていた。
では映画館や百貨店で、前に立つと2、3秒で出る高性能タイプはどうかと言うと、これも正確とは思えない。だいたい36度前後で、自宅で測る温度よりいつも0.5度くらい低い。非接触型は低くなるのかどうか。
毎朝測って思うのは、前の晩に酒をたくさん飲むと36.6度とか36.7度とか高めになるということ。よく眠れた時は36.3度など低め。これは体温の微妙な差でいろいろなことがわかるのではと、考え始めている。一日に何度も計ったらどうかと、だんだん体温マニアになりつつある。
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