スポーツジムの困った人々
自宅近くのスポーツクラブに通って何年になるだろうか。そこに最初に行ったのは20代半ば。最初の職場に勤めて2、3年たち、運動不足を感じて通い始めた。それが20代後半だから、もう30年以上前になる。
その頃は今はなき「マイカル」傘下の「エグザス」だった。ちょうど職場と住んでいた千葉・行徳の乗り換え駅にあって便利で通った。独身の頃は仕事の後に泳ぎ、近くでビールを飲んで餃子と炒飯を食べた。それから新聞社に転職し、今の大学に移っても、同じジムを時々使っている。いつごろからか「マイカル」自体がなくなって、「コナミ・スポーツ」になったが。
毎週末に行くようになったのは、大学に移ってからだろうか。前はあまり気にならなかったが、最近は困ったお客さんが妙に気になるようになった。まず一番困るのは、一人で大きなスペースを取る人。低いテーブルがあって、みんなが一時的に荷物を置いたりするが、そこにどっかと座り込んで一心不乱にスマホをいじる若者がいる。全く周りは見えていない。
スマホと言えば、マシーンに乗りながらスマホを見ている人が多い。これは迷惑ではないが、私にとってスポーツジムは気分転換でもあるので全く理解できない。ジムの中のスマホふらふら歩きになると、ぶつかるので危ない。
マシーンで困るのは、例えばランニングマシーンに自分の荷物を置いて、ほかのマシーンを使っている人がいる。こういうところで注意するのも馬鹿らしいので自分に迷惑が掛からない限り放っておくが、どうしてこれほど無神経になれるのか。
プールやシャワーの後でシャワーに濡れたままの足で床を歩く人もいるし、頭から水を垂らしている人もいる。これはさすがに注意するが、本人はおおむね何が悪いのかわからずびっくりした顔をする。
水飲み場で一口水を飲もうとすると、ペットボトルをしっかり満タンにしている人がいる。これを待つのは嫌だ。待つのはシャワーもそうで、たまに5分ほど待つことがある。外から見ると、まるでお風呂の代わりのように、全身や髪をしっかり洗っている人も多い。
最近はコロナ対策で、やたらにマシーンを消毒液で拭く人もいる。別にマシーンに触っただけでは感染しないはずだが、機械ごとに必死で磨く。それよりも、隣で走ったり、マシーンを使う人の息が漏れる方が危ないと思うが。スポーツジムに来た時点である程度のリスクは覚悟しないと。
見たところ、スポーツジムの利用者の半分近くはヘンだ。たぶん普通に生活している会社員が多いのだろうが、こういう場所は自分の私的空間と思うのか、周りを考えない。スポーツジムでこんなに文句の多い私の方がおかしいのか。やはり年を取ったのだろうか。昔は何の不満も感じなかった。
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