春から突然夏へ
急に夏になった気がする。私は冬は足元に板状の電気ヒーターを置いている。実は先週まで時々使っていた。もちろん家でも靴下を履いていた。ところが今週になってヒーターはおろか、家では靴下もいらなくなった。
先週までは外出には白い下着の上にシャツを着て、さらに夏用のジャケットを着ていた。ところがもうジャケットは暑すぎる。シャツもボタンを外してめくりたいくらい暑い。今週は微妙な曇りと雨が続くので、湿度が高いせいもあるだろう。
昨日、半ズボンを出した。これから9月まで家の中では半ズボン、裸足の生活が始まる。外ではTシャツにボタンを開けたシャツを羽織る。私の場合は映画を見ることが多いので冷房が寒く、長ズボンに長袖シャツをめくるのが基本となる。つまり完全に夏仕様に代わったことになる。
以前は少なくとも5月中は春仕様でよかったように思う。梅雨のような今の天気も早すぎる。基本的には地球温暖化の影響なのだろうが、コロナ禍のような前代未聞のことが起きると、もはや世の末のような気がして何が起こってもおかしいと思わなくなった。
それでも私は夏は苦手だ。なぜならば猛烈に汗っかきだから。とにかく食事をするだけで汗びっしょり。これから先はインド料理やラーメンなど熱い汁ものを食べると、全身から汗が噴き出し、髪はぐしょぐしょに濡れる。
昔、会社員で夏でもネクタイをしていた時、先輩の女性から「あなたはシャツを2枚持ってきて昼食の後に着替えた方がいいかもよ」と言われたくらいだった。たぶん午後は汗臭かったに違いない。2005年頃からは「クールビズ」によってネクタイをしなくてもよくなったし、2007年に記者になってからはさらにラフでもOKになった。
大学に移ってからは基本的に自由。少なくとも暑いのにジャケットを着る意味はないし、「念のため」手に持ってゆく必要もない。それでも今のところ大学には半ズボンやサンダルでは行っていない。そういう先生もいるけれど、私はなぜか襟のあるシャツを着て長ズボンをはく原則を続けている。
これから長い夏が始まる。この夏への希望はいくつかある。映画館と美術館が再開されること、(20時まででいいから)外食で酒が飲めるようになること、オリンピックが中止されること、9月末から大学での対面授業ができることあたりか。本当は9月にベネチア国際映画祭に行きたいが、海外は今年は無理だろうな。
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