コロナの勝ち負け
私は毎日夕方5時過ぎになると、日刊紙のサイトを見てその日の感染者数をチェックしている。最近は「また減った」の連続で、これだけ世の中では飲み会が増えているのに、なぜかわからない。それでも減るとやはり嬉しい。
一時期は国際比較をよくやった。日経新聞には感染の世界マップがあって、国ごとに毎日の感染者数がわかる。去年はおおむねアジアの国は欧米に比べると感染者が桁違いに少なかった。ところが今年になるとインドやインドネシアが増えた。それでも東アジアの儒教国は大丈夫かと思っていたら、この夏の日本は最悪だった。
それなのに発祥の地、中国は毎日20人前後で世界的にもトップクラス。台湾はさらによくて10人前後。韓国は500人前後を続けたがここにきて2000人を超してこの10日に限って言えば日本より悪くなった。「おお、韓国に勝った」と無意味に喜んでいる。勝ち負けではないはずだが、どの国も入国制限や入国後の隔離をしているので、近い国でも数字は全く違う。
つまりは政府の対策次第で、どのようにでも変わる。日本はやはりオリンピックがまずかった。中国製のワクチンは怪しいというが、それでも効果は十分にあったのでは。さらに中国では新しい感染者が出た地区に行った者は2週間隔離を命じている自治体が多いというからすごい。「朝日」で特派員が仕事にならないと書いていた。
勝ち負けで言えば、私は毎朝「朝日」の東京版で23区の区ごとの感染者数を見るのを楽しみにしている。私の住む新宿区は35万人と人口は少ないのに、去年は23区で一番感染者が多かった。「夜の街」が問題なのかもしれないが、とにかく90万人の世田谷区より総感染者数が多かった。
世田谷区が新宿区を追い越したのは去年末頃だったか。それから今年になって人口がそれぞれ約70万人の大田区と江戸川区が新宿区を超えた。今朝の数字で言えば、新宿区は17,721人で人口70万人前後の足立区と練馬区がすぐ下にいる。いずれにしても人口比では新宿区はいつも一番悪い。そこに住んでいると、やはり何となく落ち着かない。
さて、今の日本の急降下はワクチンの普及以外に説明がつかない。たぶんいつかの時点で一度上昇に転じるだろう。そして来年夏くらいには世界的に落ち着いていくのではないか。その頃には足立区と練馬区よりも新宿区が少なくなっているだろう。そう考えてマスクの毎日を我慢している。
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