新宿区が江戸川区に勝つ
今朝、新聞を見て新宿区が江戸川区に勝ったことを知った。何の話かと言えば、前にここに書いたコロナ感染者数のこと。私の住む新宿区は2年前にコロナ禍が始まった時に、人口は23区では真ん中ほどの35万人なのに総感染者数は一番多かった。これが第3波のあたりで人口の多い世田谷区に追い越された。
だいたい、「新しい波」(ヌーヴェル・ヴァーグ?)が始まると新宿区はギュッと伸びる。歌舞伎町ほかの歓楽街で広がるからだ。それが時間がたつと世田谷区のような住宅地へ広がる。毎回、「第〇波」という始まりで新宿は1日の感染者数が一番だった。
世田谷区に次いで総感染者数で大田区が新宿区を超したのは、第4波か第5波の終わり頃ではなかったか。1月初めに第6波になった時も新宿区が1日の感染者数でまず突出した。それから他の区へ広がる。そして今日、総感染者数が23,624人となった江戸川区が23,612人の新宿区を超したということは、これから第6波は退潮に向かうだろう。
その下には足立区の23,352人と練馬区の22,508人が控えているが、これもあと数日で超すはず。たぶん都の総数は来週から減り始め、2月半ばにはかなり落ち着くのではないか。そんなことを考えていたら、同じ「朝日」に科学史家の神里龍博氏が「感染者数については、不確実性が大きい」と書いていた。
「オミクロン株だと軽症者が多いため、感染したことに気付かない場合もあると考えられる。また感染爆発により検査自体が間に合わないケースもあるだろう」「そうなると信頼できるデータは死亡者数ということになる」。
そこで神里氏は先週1週間の国別の人口当たりの死者を見ると、「上位に来る国はほとんどが欧州と南北アメリカであった」。これは従来から変わっておらず、コロナ禍はやはり欧米病ということか。
「米国では先週、平均で1日約2千人が亡くなった」。これを神里氏は9.11の直接の死者が約3千人だったことと比べて、「3日に2日のペースであのテロが起きていることに相当する」。それでも米国が混乱に陥っていないのは、アメリカ人が今回のリスクは自分でコントロールできると信じているからだと書く。
確かにコロナはいきなり襲ってきて殺されるのとはわけが違って、用心すればかかるリスクをかなり減らせる。今回はまた若者に広がっているというが、私も授業後に大勢でマスクなしで食事をする学生を見て、「これはダメだ」と思う。授業も試験もそれ自体ではうつらないけれど、先日ここで書いたように、勉強会兼食事会をやったらおじゃんである。
このブログを読む学生もいるので、あえて書いておく。いずれにせよ、第6波はもうすぐ収束する(はず)。
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コメント
新宿区が江戸川区に「勝つ」というのは,感染者数が「少ない」ということなのですね.
最初,書き間違いかと思いました.
感染者数の多寡を勝ち負けにたとえるのはどうかと思いますが,
あえて勝ち負けにたとえるなら,通常,数が多い方が勝ちとみなすのでは?
投稿: yazaki | 2022年1月28日 (金) 13時38分