還暦になって:その(32)ギックリ腰、その後
ちょうど先週の今日にギックリ腰で病院に行ってから1週間になる。注射を打ってもらい、1週間分の痛み止め(ロキソニン)と胃腸薬に湿布薬(これもロキソニン)をもらった。もし1週間後にも調子が悪かったらまた来てくださいと言われたが、結論から言うとその必要はなさそう。
翌日、10分ほどのスーパーまで歩いてみた。左手で腰を押さえながら、前かがみに歩く。行くまではよかったが、野菜や肉を取るのに前かがみになるのがつらい。できるだけ重い物は買わなかったが、帰りの荷物は少しきつかった。リュックを持参しなかったのを後悔した。
それから昼食にも行った。椅子に座れるか不安だったが、どうにかなった。日頃毎日繰り返している日常の動作が、できるかどうか気になる。朝起きてうがいをする。水を飲んで体温をはかる。それからシャワーを浴びて髭を剃る。髭剃り後にローションを塗り、整髪剤を付けて、かさかさの指にハンドクリームを塗る。その一つ一つが最初は辛かった。
朝のテレビ体操は病院に行く日は全く無理だったが、翌日は少しだけできた。さらにだんだんできるようになって、今朝は全く問題ない。時々、軽い刺激が腰に来るのがむしろ快くなった。さらにネットで腰痛を防ぐ体操をいくつか見つけて、実行している。
料理が予想外にきつい。あちこちに手を伸ばしたりしゃがんだりする必要があって、最初はすぐに腰が痛くなった。これも1週間で全く問題がなくなった。展覧会も映画も行ってみたが、これは怖いのでコルセットをして出かけた。映画は腰が痛くなったら途中でも出ようと思っていたが、問題ない。むしろ展覧会で長時間歩く方がきつかった。途中の椅子で休んだ。
当然運動不足なのに、なぜか夜はよく眠る。おそらく、腰をかばって動くので体自体は疲れていたのかもしれない。あるいは精神的な疲れか。幸いにして入試や審査などの第一弾が終わったばかりだったので、家にいることができて助かった。とにかく家で本を読み、DVDを見て、原稿を書いた。あるいは大学のシラバス(今は1年間分の授業の詳細な予定を学生向けに出す必要がある)をいくつか書いた。
試写にも一度だけ行ったが、私より少し年上の宣伝担当のWさんが腰痛について細かく語ってくれた。彼女もテレビ体操を始めたらしい。年を取ると、こうした病気仲間が増えるのだろう。まだ重い物は持っていない。これからどうなるか、こわごわと過ごす毎日だ。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 飛行機のトラブル(2026.09.07)
- 美術と映画をめぐって(2026.08.26)
- 本を売る(2026.08.20)
- 人生の僥倖(2026.08.09)
- いつの間にかイタリア映画の専門家に(2026.08.07)


コメント