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2022年3月30日 (水)

還暦になって:その(36)地下鉄で考える

「人を見かけで判断してはいけない」とは昔から言われてきたが、ほぼ毎日地下鉄に乗る私はいつも乗ってくる乗客を見かけで判断している。だいたい1人で2人分の席を占める人(大半は男性)は、電車にはいってきた瞬間でわかる。

まず、おおむね太めの人が多いうえに荷物が多い。無精ひげがあり、髪は薄く、全体に暑苦しく脂ぎっている。座ると急に鞄から飲み物や食べ物を取り出す人もいる。マスクは鼻まできちんとしていない場合が多い。

結局のところ、「自制」という意識が弱いのではないか。どこにいても、のどが乾いたら飲み、食べたかったら食べる。だから太って暑苦しくなる。(たぶん)女性にはモテないし、そういうことを考える習慣も失う。サラリーマンならば食べるのには困らないので、会社の外では自由自在。

こんなことを書くと、太った人への偏見と言われそうだ。確かに個人的には太めの人でも周りに気を遣う繊細な方もたくさん知っているのだが、私が地下鉄などの電車で不快に感じるのはこういう人が多いのは事実。

あとはサラリーマンの集団はどうしようもない。前から会社員が2人以上いるとうるさいから遠ざかっていたが、今はコロナ禍で「感染の危険」も加わった。それなのに、彼らは老いも若きもよくしゃべる。その時間とエネルギーをほかに使えないものか、と勝手に思う。還暦だと「話す」こと自体が疲れるし、人が騒ぐのはいらいらする。

もちろん高校生や大学生もよくしゃべる。特に中学や高校の男子が3、4人いるとすさまじい。だいたい半分スマホを見ながら大いに盛り上がっている。ゲームをしていても、実によくしゃべる。私は会社員でも学生でも生徒でも、2名以上見つけたら遠ざかることにしている。

それから若い男女に多いのは、カラーのウレタンマスク。ちょっとお洒落な男女に多いが、おおむね女性はピンクで男性は黒。ウレタンマスクは不織布のマスクに比べると効果は30%しかないというのは、2020年末頃から言われてきた。ネットを見たらどこにでも書いてある。

それでもウレタンマスクをするのは、「若者は重症化しないから大丈夫と気楽」「ウレタンマスクの方がカッコいい」「お金がないから洗えるウレタンが便利」「家族や職場で注意する人がいない」「大事な健康情報がはいらない」などだろうか。いずれにしてもロクなものではない。

もちろん、こうして地下鉄で他人を自分の尺度で分析して勝手に決めつけている還暦おやじは、相当に嫌なやつである。

 

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コメント

古賀さんがこのようなことをおっしゃるのは少々意外でした。マスクはそんなに重要でしょうか。先日のアカデミー賞では誰もしてませんでしたし、フランスなどはどうでしょう。
いずれにしても、外を歩いている時は誰かに見られているので気は抜けませんね。窮屈な世の中になってしまいました。

投稿: 木村慎一郎 | 2022年4月 4日 (月) 03時31分

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