飛行機に乗れない夢
最近、海外でコロナ陽性となり、症状がなくなっても陽性のままだと日本に帰る飛行機に乗れないで困っている日本人が多いというニュースを「朝日」で読んだ。毎日検査をして陰性になるのを待つのが基本だが、大使館で領事のレターを発行してもらう方法もあるという。
寝る前にそのニュースのことを考えていたせいか、今朝がた見た夢は飛行機に乗せてくれない、というものだった。この10年ほど使う羽田ではなく、成田のような気がした。パスポートに検印をもらおうとすると、別室に連れて行かれた。
「あなたはフランスに入国できない」と言われた。どうも2016年にフランスで半年過ごした時の行動に問題があったらしい。確かにあの時は半年滞在のヴィザを取得したが、東京のフランス大使館で写真も指紋も住所も電話もすべて電子登録された。しかし私が具体的に何をしたのか、教えてくれない。
どうも私は2度目の半年滞在をする予定だったようだ。「先方の受け入れ許可証がない」とも言われた。私は国立映画学校の校長やパリ第三大学映画学科教授の名前を口走って「いつでも許可証を出してくれる」と言ったが「みんな死んでいるじゃないか!」
それから私が学者として研究実績が少ない、という話になった。「私は毎年雑誌にいくつもの文章を書いて、新聞にコメントを出している」と反論すると「それは学問ではなく、ジャーナリズムだ」ということになった。10年以上大学にいて何をしているのか、と。
とりあえず自宅に戻りたいというが、「そんなに簡単ではない」。そこで大騒ぎを始めた時に目が覚めた。一度トイレに起きてまた寝ると、また成田にいた。なぜかまわりはフランス人で、私はフランスからもらった勲章を見せた。「これは国家功労賞だ!」。「それはシラク大統領時代のものだから、今は意味がない」と言われた。
そうしてまた目が覚めた。私のフランスとのかかわりの長さと愛憎関係を物語るような夢だった。それにしても、朝からどっと疲れた。今年の夏はようやくイタリア、フランスに行けるかと思ったが、本を書くのでずっと東京にいる。だからしばらくは飛行機には乗らないのに。やはりフランスに行きたいのだろうか。
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