どんどん悪くなる世界
私の最大の楽しみは、朝起きて珈琲を飲みながら新聞を読むこと。これが最近は一面にロシアのプーチン大統領の戦争体制の強化と中国の習政権の絶対化に、アメリカのトランプの復活気配、イタリアの極右政権の誕生、日本の閣僚の旧統一教会との関係露呈、円高、北朝鮮のミサイルなどが交代で来る。
「暗澹たる世の中」というのは、今のことを言うのではないか。まず、プーチンの出方次第ではいつ本格的な戦争が始まってもおかしくない。ある程度のところでロシアもウクライナも手を打って夏頃には停戦かと思っていたら、プーチンはいよいよ戦時体制を固めつつある。そしてアメリカを中心に欧米は武器提供を増やす。少なくとも今年中の停戦はなさそうだ。
そして中国は5年に1度の共産党大会が終わり、習近平総書記は2期10年を超えて3期目に入った。反対派を追い出して側近を揃え、台湾問題について「祖国の完全統一を実現することは、共産党の歴史的任務」と規定し、そのためには「決して武力行使の放棄を約束しない」と断言した。
まさかと思った香港の民主派制圧は、あっという間だった。多くの香港人が英国に行ったのかもしれないが、あの自由な香港はもはやない。台湾もアメリカの動き次第で一挙に武力制圧するのではないか。そうしたら日本や韓国の米軍基地から戦闘機が飛び立ち、沖縄はかなり危ないかもしれない。
日本や韓国は長い間アメリカの属国のような存在だったが、10年後には共に中国の属国に近づいているかもしれない。中国が台湾を制圧したら、次は日本と朝鮮半島だろうから。どんなに安保条約があっても、アメリカは日本や韓国を守るために本格的に戦うことは避けるだろう。そうしたら世界核戦争だから。
そのうえ日本の経済力は低下の一方で、円高は止まらない。ウクライナ情勢とどう関係があるのかわからないが、電気代は急騰している。先週、住んでいるマンションの管理組合総会に出たら、7月末で前年の2割増しということで、今年はさらに増えそうという。物価もあちこちで1割くらい上がっているが、給料は据え置き。
コロナ禍がひと段落ついたのが唯一の明るい兆しで、外国人観光客も少しずつ増えているので少しはお金が回るかもしれない。しかしまだ中国人は自由な海外旅行ができないので効果は限定的で、これまた中国頼み。やはり属国への道か。
自分が70歳になる頃には相当に「いやな感じ」が広がっている気がしてならない。
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