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2022年11月29日 (火)

サッカー嫌い

体を動かすのは好きだが、「スポーツ」観戦にはあまり興味がない。小さい頃、父親はテレビをつけると相撲や野球を見ていた。私の名前はプロ野球の西鉄ライオンズのホームラン王だった中西太選手にちなんでいるくらいだ。私はそれより歌番組が好きだったが、それは「女が見るもの」と考える父親には言い出せなかった。

野球は特に高校野球が嫌いだった。こちらが受験でヒイヒイ言っている時に、同じ高校生の野球選手がヒーローになるのは気分が悪かった。プロ野球の方が「仕事」としてやっている分、ずっとマシだと思った。それでも野球と相撲は昭和の日本の2大スポーツだった。

オリンピックは、1968年のメキシコ大会はまだ小さかったし、次のミュンヘンはテロ事件が陰惨で嫌になった。1980年のモスクワ・オリンピックや84年のロサンジェルスは東西冷戦で不参加国が出てつまらないと思った。そんなこんなでオリンピックもいい印象がない。

それより嫌なのがサッカーで、2000年頃から急にJリーグが立ちあがり各地で少年サッカーも始まって、サッカーブームになった。Jリーグはスポンサー探しから地方自治体との交渉まで広告大手の博報堂が仕切ったと言われたが、いずれにしてもみんなが何となくカッコいいものと考え出す感じにうさん臭さがあった。

今回ワールドカップの騒動を見ていると、やはり異常だと思う。野球や相撲ではあの熱狂はないし、オリンピックでさえもありえないほどの盛り上がり。日本がドイツに勝った翌日の新聞を見ると、全国各地でビューイングをやり、終わると街に繰り出して騒ぐ。これはもう常軌を逸している。

そもそも「日本万歳!」などと叫ぶ人々の気が知れない。「日本」という国を抽象的に褒めたたえることがどうしてできるのかわからない。そのうえ、他人が勝って何が嬉しいのか。それを知らない人と喜び合うとはどういうことなのか。

それ以前に今回のカタール大会では移民労働者の搾取が問題になり、ヨーロッパではパブリック・ビューイングを止めるところが相次いだ。日本に負けたドイツ選手は、写真撮影で口に手を当てて、カタールでの人権問題に抗議する狙いの「One Love」という腕章を禁じたFIFAに抗議したくらい。

その勇気ある行動はほとんど報道されず、呑気に「ドイツに勝った」と騒ぐ神経はかなりおかしい。個人的には人口500万人のコスタリカに負けてよかったと思っている。オリンピックもワールドカップも環境破壊や人種差別がベースにある。とりわけサッカーの熱狂は怪しい。

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コメント

私は、高校、大学と、サッカー部で、サッカー大好きです。ただ、みんなと盛り上がるのがすきなのではありません。ゲームとしてサッカーが好きで、大騒ぎするのは嫌いです。
スタジアムにはいかず、試合は家でテレビで見ますが、いつも音はなしです。画像だけの方がプレーを見て楽しめます。ヨーヨーマのチェロを聴きながら、サッカー見るのもいいですよ。

投稿: jun | 2022年11月29日 (火) 21時09分

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