サッカー嫌い:続き
今朝の「朝日」を見て驚いた。ワールドカップの話が1面の大半と社会面左全部、スポーツ面は3面も。思わず日本が勝ったのかと思った。よく読むとまた今年も8強に入れなかったという内容で、いつものことなのにどこが「ニュース」なのだろうか。
改めてトーナメントの16チームの表を見て思ったのは、日本と韓国以外はすべて欧州かその元植民地や欧州から移住した国だということ。オランダ、イングランド、スペイン、ポルトガル、ポーランド、クロアチアが欧州で、米国とオーストラリアは英国の元植民地、アルゼンチンはスペイン、ブラジルはポルトガル、セネガルとモロッコはフランスが元宗主国。
その意味ではヨーロッパの植民地でもなければヨーロッパからの移住もほぼない日本と韓国が16チームに残ったのは奇跡的だろう。そのうえ、この2つの国でサッカーが本格的に始まったのはこの20年くらいなのだから、よくまあここまでたどり着いたものだ。
そもそも手と足の短いアジア人には向かないスポーツではないか。だから日本人同士でサッカーをいくら続けても、永遠に欧州のサッカーとは違うものでしかない。だから10年くらい前から、日本の優秀な選手は欧州の名門チームに所属するようになった。つまりご飯とみそ汁ではなく欧州の肉を食い、欧州や旧植民地の足も手も長い連中と毎日プレーをする。
今回の代表選手のメンバーを見ると、ほぼ全員が欧州のクラブに属している。ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガルなどに行って、言葉に苦労しながら必死で生きていることだろう。つまりはみんながヨーロッパ人にならないと、ワールドカップでは勝てないということになる。いや、前回も今回もそれでもベスト16がせいぜいだ。
体操やバレーや水泳やスキーなど日本にいても勝つスポーツはいくらでもある。でもサッカーが一番人気だから、みんなサッカー選手になりたがる。プロになり、欧州のチームに入って、ワールドカップに出たらスター扱いだ。そこまでたどり着くのはほんの数名にしても。
欧州と植民地を基盤にした最高の差別構造が、サッカーの魅力なのかもしれない。つまり人種によってはほぼ無理に近い圧倒的な肉体的格差が前提にあり、だからこそ世界中が憧れる。みんな実は格差社会が好きだから、サッカーが一番人気なのではないか。もうすぐベトナムやタイやインドネシアも強くなるだろう。
それにしても家族から離れてたった1人で欧州のチームで生活するのは、並大抵の苦労ではなかろう。日本で子供たちと草サッカーをやっていた方が何倍も楽しいのに。負けたサッカーの試合に何ページも使った「朝日」を読みながら、朝からそんなくだらないことを考えた。
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コメント
いくつか指摘しておきます.
世界でサッカーが一番人気があるのは,ボール1つで始められるから.
しかし,イギリスでもフランスでもサッカー=庶民であって,上級国民はサッカーを軽蔑している.
世界で一番人気のあるサッカーはブラジルのサッカーですが,旧宗主国ポルトガルのサッカーとはかなり違うブラジル独自のものです.サッカーにはかなりお国柄が出るようです.
サッカーが欧州中心に見えるのはお金の問題であって,サッカー自体の問題ではない.
投稿: yazaki | 2022年12月 7日 (水) 12時01分