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2023年9月22日 (金)

ブログを1日書かなかったら

昨日、ブログを書かなかった。これが実に気持ちがよかった。一番よかったのは朝目覚める時に、「今日は何を書こうか」と悩まなくてすむこと。私はたぶん4時頃に目が覚めて、それからまだ暗いとぼんやりしている。そこで5時過ぎまで夢を見たり、いろんなことを考えるが、実はブログの心配をすることが多かった。

このブログを書き始めた頃は、短めだったこともあり、本当に10分とか20分で書いていた。いつ頃からかあるテーマを決めて千字前後を書くようになると、書きながら本をめくったりネットで検索することも増えた。

そうすると1時間前後かかる。翌日朝早く出るとか、旅行に行くような時は書き溜める。ヘタをすると、2、3本のブログを書くのに午前中いっぱいかけることもあった。それは何でも時間をかけ過ぎだと思った。

昨日は午後から授業だったが、午前中に2時間20分の映画のDVDを見ることができた。時間的に考えたら当たり前だが、これまでならブログの心配をしてできなかっただろう。

書くネタはいくつかある。まず昨日夕方見に行った「野又穫 Continuum 想像の語彙」展。初台の東京オペラシティアートギャラリーで24日(日)までだが、必見の展覧会だ。野又穫は1955年生まれだが、幻想的な建築物の絵を描く特異な画家だ。未来的でありながら古代や中世にも通じる不思議な建築物の風景は、まるで人類滅亡後の世界のようでもある。

展覧会を見に行ったのは、大学でたまたまチラシを目にしたから。この画家の絵は、数年前に渋谷区立松濤美術館で渋谷の風景をめぐる展覧会で2、3点出品されていて強い印象を受けた。その画家をまとまって見られたらと思っていたら、やっていたのに偶然気づいて出かけた。明後日までだが、あの幻想の世界は絶対に大きなサイズの実物を見る価値がある。

それから最近亡くなられた元松竹の映画プロデューサー、榎望さんが「川口晴」の名前で書かれた小説『山猫クー』を読んだ。大手映画会社社員にしては珍しく古今東西の映画に通じた方で、何度か会ったがいつも不思議な人だと思っていた。

今回のファンタジー小説で、彼の全く知らなかった一面を見た思いがする。彼と話したことを思い出しながら読んだので、本当に追悼の読書となった。これについてはいつかくわしく書きたいが、その時間はあるだろうか。

今後はこんな感じで日々感じたことを数日おきに綴りたい。ある映画や展覧会や本について「論じる」のは週に1回くらいだろうか。

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